「愛書連講演会 第100回」に行きました。

..●愛書連講演会 第100回
【演題】水島総氏「私と桜とドイツ文学」
【日時】2月21日(土)18:00〜
【場所】文京シビックセンター B1階学習室
【会費】1000円
【連絡】愛書連
【備考】http://www.ch-sakura.jp/events.html

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チャンネル桜社長・水島総氏の講演は、100回記念にふさわしく、
堂々とした素晴らしいものでした。
今回は参加者も多く、大盛況でした。

前半では、学生時代からのドイツ文学との関わりから、
トーマス・マンが欧州近代思想の終焉を予見していた、
八紘一宇には空間だけでなく時間も入っているが欧州近代思想には無い、
といった、普段は聞けない珍しい話をされました。

後半は、「つくる会内紛」「奇麗事保守」「西村修平氏との関わり」等の、
保守運動の分裂について語られ、
白洲正子氏の「重ね色目」に喩えて、
「意見の違う者を排除するのではなく、どう調和するか」といった、
左翼とは違う大同団結(大道無門)を主張されました。


また、愛書連代表の天国太平氏(軍事ジャーナリスト)の著書が、
この4月に発売されるとのことです。
(『しっかりしなさい!政治家!』HK INTERNATIONAL VISION
戦前の政治家の語録を集めた本のようです。