(2020 0412)



*[アニメ]Re;ステージ! PRISM☆LIVE!! 3rd STAGE ~Refrection~(BD) 夜の部


当日は全曲演奏は出来ず各ユニット何曲か割愛されていたが、
一番目立ったのは、スタリよりもエンゼルランプが無かったこと。
他はともかく、只でさえ弱めなトロワからエンゼルランプを抜くと、かなり貧弱になる。



Stage Of Star
ドラムとギターに比べて、
キーボードのピアノ音がパワー負けしている。
重要な掛け合いなので、もっと大きく出して欲しい。
代わりにギターと「ふっふー」の掛け合いがバッチリ決まっている。
サビでうねうね動くベースも注目。


リメンバーズ!
対バン構成を取ると、KiRaRe用のステージの奥行きが足りなくなる。
最もジャズに近い曲なので、ドラムパートが素晴らしい。


君とインフィニティ
一転して下品なドラミングになる。
下品にロックに多いサビのダンダン叩くやつが、個人的に嫌い。


Heroic Spark
これはライブで化けた曲。サビのグルーヴ感が上がった。


STORIA
Aメロのハンドクラップはしっかり出したい。
もたつく間奏以外は素晴らしい曲。
マシンガンのようなドラムロールの連発は痺れる。


Winter Jewels
牧野さん小澤さん立花さん佐藤さん鬼頭さん田中さんという
今回のユニットは、音域が高い人が多いようだ。
個人的には、やはり小澤さんの声が頭一つ抜けている。
今回のロックアレンジで聴いていて、懐かしささえ感じた曲。


メドレー

Desert Black Flower
まあまあか。

Skip
客席も反応に困っている様子。
関係ないが、終了後に長妻さんがツイッターに上げていた。
すっぴんの画像が凄く可愛かった。

Twin Moon
トロワ地蔵。
阿部さんのファルセットは綺麗に伸びている。これは上手い。

Flavor Youth
美久龍の色は青だったらしい。初めて知った。
悪くは無いが、なんかワンパターンな印象。

T.A.I YOU
ゴマス……朱莉はオレンジらしい。
サビのワイプがノリノリで素晴らしい。

アイノウ、アイノウ
曲自体はカッコ良くて出来が良い。
ただこれが陽花のイメージに合っているかと言うと、疑問が残る。

Blooming, Blooming
最近は主人公が可愛いと思えるようになってきた。

ロケット
ソロデビュー様以下略。

ミライKeyノート
昔の初音ミク時代の素人打ち込み曲をイメージして作られた曲だと思う。
ライブ用のドラムにはスネアが入っているが、それでも貧弱な印象。

For You! For みい!
頭からトチッてるよこの人。だが流石エンターテイナー。
ソロパートでフルコーラスを取ったということは、みいが好きな人が多かったということ。
あまり関係ないがこの曲には「あっちこっち楽曲」のDNAが入っているように思える。


月影のトロイメライ
CDバージョンより気張ったオケがいいと思う。
サビ前の4ピートベースが非常に良いが
サビがやや汚く感じるのはCDと同じ。


Seventeen Feels
これもサビのアレンジが良くなっている。


Time And Space
ライブアレンジは頑張っている。
が、大元の原曲の出来が良くないので、限界がある。
あまり関係ないが、ステラは田中さんのファルセットを
飛び道具としてどう運用するかが最も重要。


宣誓センセーション
オープニングではなく途中に出て来ると違和感がある曲。
まあまあか。


Sinfonia
サビはみんなで振りコピをするべき曲。
円盤を見て覚えて欲しい。
サビ前の阿部さんのシャウトが印象的。


Fearless Girl
1コーラスまではまあまあな出来の曲。
サビ後半のクラップは思い切り叩きたい。


恋はフュージョン
ここまで見て、器用貧乏なステラマリスの違和感に気づいた。
このタイプのユニットならば、
シンセサイザーリズムマシンを大々的に導入し、
クールでハードコアなエレクトロやトランスで押しまくれば最強感を出せたかもしれない。
だが凡百なロック路線では、明らかにテトラにパワー負けしている。
客席の反応が真実を表している。
但し、中の人達の能力を最大限に生かすには、
ポニキャンお得意の「お笑いユニット」に転身すべき。


キラメキFuture
OvertuReの前座的な曲だが、グランドフィナーレに相応しいか。


Dear My Friend
Junky氏の名曲。
あざとさからジャンプまで色々と詰まっている。
これもサビのアレンジが良くなっている。
僕達は、派手な振り付けに惹かれるのではない。
その場所にいてくれされすれば、それでいいんだ。



リステバンド紹介
伊藤翼氏が怪し過ぎる。
インチキ香港マフィアの中ボスのようだ。

そういえば、昼の部のソロトークはカットされていたようだ。


アニメキャラにまでなった椿本康雄氏の出番は少なかった。



アンコール


ドンスマ
ドンスマだと、ドントスマイルになってしまうのではないか。
ドラムが苦しそう。
だがドラムが苦しめば苦しむほど曲が良くなることも事実。


ハッピータイフーン
全員曲になっていた。
ありか。






総評

ライブCDと税込みで13200円というのは、
結構な値段だが、出来は良いと思う。

昼夜現場で見ていたら、満足感は凄く高いと思う。
ただ金と時間と体力はかかる。
チケットそのものも購入難易度も、
アニメ放送後は一気に高くなった感がある。


他の類似作との最大の違いは、
やはり数々のジャズテイストが隅々に入っていることだろうか。
音楽業界、アニメ業界を音圧至上主義が覆い続ける中、
他社ではそういうのは難しいと思うし、後追いしても意味はない。



最後に、この困難な時期に注文した円盤を無事に届けてくれた、
ポニーキャニオンと配送された方々に、心より感謝致します。