(2010 1201)



アニメ本体の方は、平凡なBGVという印象ですが、
ボーカル曲は素晴らしかった。



*[アニメ]キミのとなりで / 鬼頭明里

いまいちな感じのリステのCDと違って、音質はとても良い。

①『安達としまむら』ED。テレビ版でもわかる、ブレイクしっ放しのドラムパートが圧巻です。
切れのいいストリングスや長過ぎる間奏など、伊藤翼氏らしさが満載されています。
フルで聞くと、これが「2020年版のプラチナ」であることが判ります。
但し、音色的には、キングというより、フライングドッグとランティスを掛け合わせたような感じがしました。
特に、強めのハイハットがしっかりとグルーヴを作っている点は「JOURNEY(ZAQ)」を彷彿とさせます。
ドライブにも向いているかもしれません。


②ラウド系ロック。
クレジットにホタルビの社長の名前がありました。
ドライブに向いていそう。


渋谷系ファンク。
2本のギターと硬いエレピとベースとドラムがハイスピードで絡み合う演奏は素晴らしい。
特にいいのは、高速で上り下りするベースと、シンバル。
この曲が一番出来が良い。
ドライブ向きの曲。






*[アニメ]君に会えた日 / 安達としまむら (鬼頭明里, 伊藤美来)


①『安達としまむら』op。テレビで見た限りでは、シンセ音の無いEDMという印象でしたが、
まともに聞くと、ミドルテンポのスカ(SKA)であることが判ります。
休日午後の大通りなどに合いそう。


②クリスマスの時期に合いそうな曲。言ってしまえば、スパイラル・ライフの「Dream All Day」。
同じように、ややもったりしています。
完全なアコースティックバージョンも作ったら面白そう。
あと、コーラス部分では伊藤未来さんの声質が生きていて響きが良い。





良くも悪くも、OPが若手、EDが中堅とい印象でした。
但し、『安達としまむら』という作品のイメージには、OPの2曲の方が近い。
出来としてはEDの方が良いですが、それは作り手が自由にやった結果かもしれません。