*[音楽]Level42 来日公演
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13424&shop=1
ビルボードライブ東京)

https://www.level42.com/
天才ベーシスト、マーク・キング率いるレベル42は、
誤解を恐れずに言えば、間違いなくラテン系のグループです。

そのマークの右手を今日は、3mぐらいの至近距離で見ることが出来ました。
指使いが非常に柔らかく、程良く力が抜けているようで、

視界に残像を残していました。
思えば最初「Lessons In Love」を聴いた時は、
ベースもドラムも打ち込みだと思っていたものです。


キーボードのマイク・リンダップは、レベル42のセンスの良い部分、
ロマンティックな部分とファルセットボイスを担当していて、
ソロアルバム「Changes」は今でも良く聴き返します。
この日は、ステージ中央で聴衆を煽るなど、
クールな楽曲からは意外な一面を見せてくれました。
やっぱりライブは楽しいのが一番だと思いました。

彼らのギタリストは入れ替わりが多く、
前任者のうち3人が既に鬼籍に入られていて、
今はマークの実弟が担当しています。
兄弟仲が良さそうな所は、とても良いと思いました。


ドラマーも多分3代目の方ですが、
初代のマシーンのようなストイックな演奏や、
2代目のロック色の強い演奏とも違い、
横乗りのジャズ寄りのように思えました。

現在は、サックス、トランペット、トロンボーン

典型的なブラスセクションが加わって、
'70-'80年代の音楽の全盛期に活躍した多くのバンドと似た編成になっています。
小気味良いフレーズを叩き付けて音楽に推進力を与える

ホーンセクションが入った現在の形こそ、
バンドとしての完成形だと思います。

 

約35年前にビルボード上ににランクインした彼らは約70分、
休憩無しで全力で演奏されました。


チケット代1万円強を割高という向きもあるようですが、それは間違いです。

昔武道館でやった某洋楽アーティストのライブ(チケ1万円)に

付き合いで行った時は、すし詰めの立ち見でステージからかなり遠く、

60分強で終わってしまいました。ほとんどビョーキです。
それに比べたら遥かにお得だと思います。
値段が少々高くても、出来るだけ前列を目指す。アニメのイベントでは基本です。

 

 

今後は、アニメと洋楽を半々ぐらいの比率でやって行きたい。