「おはミナティ」

(2022 1001)



*[政策・思想]武藤記念講座 第1094回

講師の河添恵子氏の講演を聞くのは今回で5回目ですが、
内容は完全な陰謀論になっていました。



冒頭から「岸田」と呼び捨てプーチンを賛美しディープステートの連呼、
例の逆三角形の画像そのもののお話でした。

結論は「(西側の)政府は信用出来ない。資産を通貨以外に変えて逃げよう」
といった、政治系の講師としては無責任な内容でした。


政治家、特に国会議員は、国民に対して責任があるので
こんな主張は不可能ですし、
政治家にレクチャー出来る立場にある有識者も同じです。
まして保守を自称するなら、日本の国の形を守って、
(海外に逃亡する力の無い)一般の国民に寄り添う義務があるはずです。


大阪に本拠を持つ「国民会館」は、武藤山治が事実上創設した、
日本最古の保守団体の一つです。
私の理解としては、武藤山治
当時の腐敗した利権政治を打破しようとして暗殺(銃殺)された人、
つまり弱い立場にある国民の為に戦った人と考えています。

十数年前、保守運動家K氏に紹介されて以来、年2回参加していますが、
そのK氏が世を去られて早数年。麻布十番に来ると、その頃を思い出します。