「Happy Birthday Dear Bill Sharpe」

(2022 1119)



*[音楽]シャカタク ~40th Anniversary Edition~
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13488&shop=1

今年大幅に増やしたイベント参加も、リステとこのShakatakを残すのみとなりました。
今回は万全を期して指定席、天才Bill Sharpeのほぼ目の前を押さえることに成功。

毎年のように来日していた彼らもコロナで3年振り、
「Live In Lockdown」のCDで予習した時はやや不安がありましたが、
思ったより音圧も勢いも良く、パワーのあるタイトな演奏でした。


また、この日は天才ビル・シャープの70歳の誕生日で、
バースデーライブを拝見出来たことは幸運なことでした。
ところどころ日本語を交えながらの面白いトークや、
緩急の激しいシャカタクのキーボードソロを
スタインウェイとエレピとシンセリードを駆使して
曲毎に使い分け、見事に披露されていました。

速弾きしながらメンバー同志でふざけ合う場面もあって、
軽々とマルチタスクをこなす姿は、大ベテランの余裕、風格を感じました。

セットリストは2種類あって、多分1部と2部で曲が若干変わります。
構成のバランスは良いと思います。
私が見た回では新曲の「All Around The World」が良かった。
40年の節目に完成度の高いアップテンポのボーカル曲を送り出せる所に、
彼らの凄さがあります。


途中、一旦メンバーが下がって、
友人だという小曽根真の曲を、ビルがピアノソロで演奏されました。

その後ジョージ・アンダーソンが暫くの間、速弾きのベースソロを披露、
ロジャー・オデルのドラムが入ってレベル42のような演奏が暫く続いた。
シャカタクの楽曲ではベースは完全な脇役で陰に隠れがちですが、
プレイヤーの技術は当然高い。

最後のDown On The Streetでは、天才パーカッショニストのジル・セイワードが煽って、
サビの部分で皆でフラワーロックのように左右に揺れました。
前方では立つ人が増えたので、私も立って揺れることにしました。
後方の人には迷惑かもしれませんが、やはりライブはオルスタの方が楽しいです。



#Shakatak
#シャカタク



SET 1

Invitation

Easier Said Than Done
Without You
Takin' Off
Fly The Wind

All Around The World
Light On My Life

Piano/Bass

Lose Myself
Dark Is The Night
Night Birds

Down On The Street



SET 2

Beautiful Day

Easier Said Than Done
My Utopia Utopiaの曲
Don't Say That Again
Golden Wings

To Be Loved …… In The Bule Zoneの1曲目
Million Voices …… On The Cornerの曲

Piano/Bass

Day By Day
Night Birds

Down On The Street






*[政策・思想]「不屈の政治家 安倍晋三写真展」
(東京タワー)

帰り際、電車の中で、
今日から始まった写真展に菅前総理が来た、というツイートを見ました。
その場で決断して赤羽橋で降りました。
主催は産経『月刊正論』。



今日は「国際男性デー」だそうです。

終始女権に媚び続けたのに叩かれまくり、
有名税に相応しい美味しい思いも出来ず、
自国にとどまらず世界の在り様に気を配り、
合計9年に及ぶ分単位の激務の末、
逆恨みの凶弾に斃れた史上最高の政治家・安倍晋三さんは、
個人的には、かなり不遇な男性だと思いました。


安倍三代に仕えたメンター・岡崎久彦元大使の薫陶を受け、
保守穏健派に立脚しつつリベラル寄りの人を取り込むことで、
憲法改正への尽力を続けていた安倍さん。

その安倍さんを、保守過激派は生前に攻撃して、
没後には「遺志を継ぐ」を乱発している。

私は最近特に、岡崎氏や安倍さんに近い
「ドライな現実主義」に傾斜しています。