(2022 1126)

 

*[アニメ]2022年秋アニメ『陰の実力者になりたくて!』一番面白い

中二病+なろう系という作品は他にもありますが、
本作の作りはそれらよりオーバーロードに近いです。
単純な茶番劇ではなく、短い尺に大量に出て来るキャラをしっかり描けていて、
人間ドラマとしても出来が良い。

勘違いとすれ違いが多い筋書きは、やや作劇が古いように感じるものの、
既出の範囲は茶番劇なので、安心して見れる安定性がある。
オバロのお笑い要素を高めた感じか。

 

 

*[アニメ]2022年夏アニメ「オバロ」「神クズ」「黒の召喚士」


オーバーロードIV』
萌え要素を省き、MMOへの郷愁と人間ドラマを描くことで
21世紀型ファンタジー作品の頂点に立った名作。
第4クールでは王国滅亡シーンが描かれ、
特にザナック王子の死に様は視聴者に多くの共感を呼んだ。
極限状態の時にどう動くかに、人の真価が問われる。


『黒の召喚士』
オーバーラップの作品は打率が高い。サテライトらしさも乗っている。
主人公が強くて性格が良く、ストーリーも爽快で安定感がある。
ヒロインも可愛いが作画の詰めがいまひとつか。


『神クズ☆アイドル 』
一迅社テイストが良く出ている良作。
ちょっと変わったホーイミーツガール物がはまる人にははまる。
基本的にはBLだが、元美少女アイドルの幽霊が愛嬌に溢れていて良い。

 

 

*[アニメ]2022年春アニメは『モブせか』圧倒的に面白かった


『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(モブせか)』

序盤は3話切りをするかどうか迷うほどの出来でしたが、
なろう系と作品では私が最も好きな
『オバロ』『八男』『ナイツマ』以来の傑作です。

本作の長所は何と言っても、愉快な仲間達の存在です。
主人公のリオンには対等な友人キャラこそいませんが
ルクシオンとの関係性は、レドとチェインバーを彷彿とさせ、
比較的早い時期に味方になる5馬鹿や
前世実妹のマリエなどの仲間達も活き活きと描かれています。
web版を一気読みすると、愛着が沸いてきます。

モブや悪役を気取りながら最後には人類の為に命がけで戦うリオンは、
現代のヒーロー像として理想的に思えました。
そのリオンを支えるヒロイン2人も心が美しく理想的です。

キャラデザが乙女ゲー寄りなので萌え度が低いのが唯一の欠点。。

 

 

*[アニメ]2002年春アニメ『ありふれ』『失格紋』『現国』


『ありふれた職業で世界最強 2nd Season』

御不幸で監督が交代しましたが、内容の切れ味の良さは変わっていません。
2期目の見所は、何といっても可愛い愛子先生がハジメにメロメロになる所と、
ソーラレイのような武器で魔物が壊滅する所です。
残念ながら動きが少なく地味な会話部分が長いものの、
イメチェンした香織のビジュアルは思ったより良かった。

原作は長大ですが良く出来ているので、
出来るだけ先までアニメ化して欲しい。
多分3期部分が一番面白いです。


『失格紋の最強賢者』

続編物以外では一番良かった。
終盤やや落ちるものの、大体安定していて、ヒロインキャラも可愛い。
また、白石晴香さんの演じるサブヒロインの声使いが
園田智代子と殆ど同じな所も印象的でした。
こういうタイプの声には昔から良く惹かれます。