提訴すると言った相手に申し入れ……こんなのを相手にする文部科学省が可哀想です。
文句があるなら、八木先生に直接言われたら如何でしょうか。
学習指導要領に沖縄戦特例記述を求めた「教科書改善の会」の要望事項についての「つくる会」の見解を発表
―文科大臣に不採用を求める意見書を提出―
http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_222.htm
>「教科書改善の会」の要望書の不採用を求める意見書を文科大臣あてに提出、
>
>「教科書改善の会」の要望事項が、現在作業が進められている学習指導要領の策定作業に
>悪影響を及ぼしかねない
行間に恨みが滲み出ている文章ですが、見るべき点もあります。
(1)学習指導要領の性格に対する無理解
教科書にいちいち「武士道の悲しみ」や「国体護持の物語」を記述しようとすれば、
文学者・西尾幹二氏の主張と同化してしまい、教科書が分厚くなり過ぎてしまいます。
この点は、藤岡氏と西尾氏は正反対で、教科書の専門家としての藤岡氏の御意見が正しいでしょう。
明成社の薄っぺらい教科書の方が正しいのです。
(2)「沖縄条項」制定の要求と同義
(3)「沖縄特別論」という逆差別思想を学習指導要領に導入
小林よしのり氏は漫画家なので、アジテーションには秀でているものの、
常にバランスの良い学問的な言論を行っているようには見えません。
他の地域や先人達とのバランスを考えた記述が望まれます。
例えば、山口多聞少将の逸話は、素晴らしいのですが、多分教科書には載せられないでしょう。
あれもこれも載せろ、ということになると、教科書の厚さが『国民の歴史』を超えてしまいます。
(4)沖縄戦集団自決再検定結果の反軍記述を容認
屋山太郎氏の発言が恣意的に抜き出されており、引用として不公正です。
左翼メディアが行っている印象操作と同じです。
沖縄戦集団自決教科書検定問題に関する見解
http://kyoukashokaizen.blog114.fc2.com/blog-entry-13.html
こちらは、様々な識者の意見を苦労して集約されたような文章です。