AMDと任天堂に共通する致命的な欠点

AMD任天堂は、同じ理由で負け続けています。
それは、「ソフトへの投資」を軽視していることです。


両社とも、コンテンツの世界で総力戦を戦っているという意識が無い、あるいは危機感が薄いので、
自社が良い商品を開発しさえすれば、それだけで売れて勝てる、と思い込んでいます。

対照的に、インテルソニーNVIDIAといった各社は、
「自社が作れないソフトを他社に作って貰う為」に、サードパーティへの投資を続けています。
AMD任天堂は投資を行っていないか、金額が不足しているので、
常にソフトのラインナップで他社に劣っています。


それを工作資金と揶揄しようと、サードパーティにとっては、「利益を独り占めする人」より、
「助けてくれる人」の方に好意を寄せることは当然です。

この状況が続く限り、任天堂ハードのラインナップは自社ソフト以外貧弱なままです。
AMDのCPUに最適化したアプリケーションが増えることも絶対にありません。
MSやSCEによる投資は、あくまでXBOXやPSのハード規格にフィードバックされるので、
AMDが直接ソフトメーカーに投資しない限り、AMDのPC環境は、永遠に悪いままです。

ソフトへの投資を怠ったハードメーカーに、ソフトメーカーが好意的になることはありません。