「Suicaでおしりが小さくなった」という、若い女の人の映ったポスターがありました。
新手のセクハラかと思って良く見ると、
「Suicaを使えば、おしりのポケットに財布を入れずにすむ」といった内容でした。
おしりのポケットに財布を入れて歩く若い女の人など、いるでしょうか。
場外馬券場あたりにいる親父じゃあるまいし。
今日は、iPod miniの発売日だった。
本当は開店直前に行って、並んでいる信者達を見物しようと思ったが、
気が乗らず、午後から見に行くことにした。
りんごの袋を手にしたデブオタが歩いていた。
マカー教団東京支部（Apple Store）に入る。
思ったより小さい施設で、大したイベントもしていない。でも人で一杯だった。
せっかくだから第四世代iPodを弄ってみる。操作性の良さに驚いた。
ああいうホイール操作は、完璧だとは言わないが、
みみっちいスイッチに拘るタイプの開発者には、到底思いつかないソフト分野だろう。
内装は真っ白で、サティアンのようだ。
3Fが洗脳ルームになっていたが、あまり繁盛していなかった。
4Fの売り場にも、アホみたいにレジ待ちの列が出来ていた。
どの機種も余裕で余っていたが、金が無いのでそのまま帰る。
ついでに、辺境のソニービルにも行ってみる。
思ったより小さく、薄っぺらい外見の建物だった。
初めて見たので、ちょっとがっかりする。
中に入ると、僕の部屋と同じぐらいの場所に、NW-HD1等が展示されていた。
まばらな人影は、２ケタいるかどうかだった。
最初にソフマップに入ったこともあって、後の２つが、みすぼらしく見えたことは否めない。
『トリニトロンも死んだ。
ウォークマンも死ぬ。
プレステと僭称しおるドス黒いゲーム規格も死ぬ。
ことごとく死に絶えて、我らが正義を実現するための肥料となるであろう。』
SONYがiPodに参入すれば良い、という悲痛にも似た意見もありますが、
現状では、ほぼ不可能だと思います。
それは、規格競争でAppleに敗れるという不名誉だけでは無く、
iTMS（AAC）の流通を認めてしまえば、
ATRAC、OpenMG、エニーミュージック、CCCD、輸入盤弾圧……等の、
一連の、音楽著作権戦略の全てが崩壊することになるからです。
文化庁、JASRAC、CDVJ等、多くの団体に背くことになり、政治的なデメリットは計り知れません。
[ COMPLICATION SHAKEDOWN (Special Extended Club Mix)
[ WILD ON THE STREET (Special Extended Club Mix) / 佐野元春 ]
SMEのCDを買うのは、これが最後かもしれない。Amazonで売り切れたが、無事定価で確保出来た。
パクリの権威佐野先生には珍しい、オリジナルの金字塔。
この２曲をネタに漫画が描かれたほどの逸品。
今聴いてもカッコいい。この２曲に比べれば、前後のキャリアは蛇足に過ぎない。
でも、２曲で4000円とは高い。
おまけDVDの朗読ポエムも笑えた。さるさるベストテン級の出来。
