今日の朝日新聞朝刊12面に、「次世代ゲーム機 3社首脳が紙上対決」という、とても素敵な記事がありました。
必見なので、まだ見ていない方は、是非近所の図書館に行ってコピーを取っておくべきです。
>「MS全体のゲーム機部門は07年6月期決算で赤字からの脱却を図る」
これで、シェア拡大を狙って、発売初日から本体の安売りを行う可能性は低くなりました。少し残念です。
>「瞬間的に抜くのは師範から偶然一本を取るようなもので、MSはまだ黒帯の前」
>「今回はBMWにフェラーリのエンジンを載せるようなもの。任天堂はかわいい新型ファミリアあたりか。
>それを欲しい人もいるだろうが、ファミリー車を作り続けるより私は次の段階に行きたい」(※修正前)
↓「次の段階」が、この通りの性能なら、PS3は只のガラクタ……
>PS3→PowerPCコアx1 糞x7 + nVidiaのG70の地雷品(128bit)
>XBOX360 → PowerPCコアx3 + ATIのR520(256bit)
>「技術革新もHDテレビの販売も加速させたい。数が出れば標準規格にも近づく」
ソニー本体のHDTVやBDの商売に手足を縛られている、子会社としての苦悩も垣間見えます。
↑久夛良木神がPS3の欠陥を自ら示した、非常に自虐的な神発言
普通に乗るにも使い勝手が悪く、サーキットを走らせても速く無い。
中途半端な役立たずである、と言いたかったのでしょう。
10年前に、あの高城剛氏が、同じようなことを言っていました。
>「16ビットから32ビットへの変化は、僕がいつもいってるんだけど人力車とフェラーリぐらいの差がある。
>今まで人力車作ってきた人たちには本物のスポーツカーは作れないでしょ。
>フェラーリはF1のマシンを作ってた人たちが、寄ってたかって作ったマシンで。
>やはり根本的に違いますよね。
>3DOのソフトは、いままでワークステーションや本格的なCGを作ってた人たちが
>おもしろそうだっていうんで作り始めた」
これは、『3DOマガジンPREVIEW No.0 (44p)』のものです。
『ゲーム業界馬鹿発言大賞1994(ざるの会)』でも、取り上げられていました。
たまたま両方持っているので、引用してみました。
↓クタを踏み台にした岩田氏の発言群
>ゲーム機は生活必需品ではないから、
>僕らは小さく薄く、かつ安くして、家庭のだれからも敵視されないものにしたい」
マニア以外の層、特に財布の紐を握っている主婦層に気を使っているようです。
>「時間のかかるゲームや手先の器用さを競う流れがゲームをする人としない人の溝を広げていて、
>日本のゲーム人口の減少に強い危機感を覚える。
>「任天堂は娯楽が好きな人の笑顔が見たい会社、新しいテレビを売ることでも、
>居間の中心を支配することでもない」
クタ氏も、建前でも良いから、このぐらいの事を言えないのだろうか。
「HDTVを2台買え」「BDソフト買え」だけでは……