今日発売の東洋経済に、餌が入っていました。
SONY提灯ライター本田雅一氏によるPS3ベタ褒め記事……のつもりで書かれたようですが、
ソフトメーカーの冷ややかな言葉で締められていました。
そこまで金が回らなかったようです。
>「よし、もっと残業して稼いで買うぞ」って思ってもらうのが理想。
居残るだけで無条件に残業手当が増えるだろうというバブル期の発想はともかく、
やはりターゲットはデジモノオタクの独身男性のようです。
>僕たちは初代PSを3万9800円で発売した。マスコミから高いと書かれたけど、
マニア層以外に売れたのは、本体価格を19800円にしてFF7が発表された後。
>昨年末に発売したプレイステーション・ポータブル(PSP)もそう。
持論を補強するために、NDSとの比較を避けて、
安い前世代のGBASPと、一番高いPSPバリューパックで比較しています。
品切れは、下手な設計で組立が煩雑になり、充分な数を作れなかったSCEの不手際によるもの。
しかも現在は余りまくり。
>MDウォークマンが1万円で買えるのに、みんな躍起になって400ドル近いアップルのiPodを
自虐的なのか、他部署への敵愾心の表れか。iPodの売れ線は2万円前後だし、
前世代のMDより、使い勝手が良いから売れたのです。
歴代SONYハードはカタログスペック重視で、使い勝手は最悪です。PS3は、その集大成となるでしょう。