自作タッチペン公開


全て、先端には、タッチペンDSロング HDS-09(HORI)を使っています。

タッチペンDSロングは、先端を取り外せるので、
やすりやキリなどで、ペン先の穴を広げれば、色々なペン軸に取り付けることが出来ます。

が、純正品やパックピクスに比べて、先端が僅かに大きいので、
その分だけ、操作性が「もっさり」する、という欠点もあります。



ZEBRA ジムニー RB-100
・ZEBRA ジムニー RB-100

非常に軽く、ラバーグリップが付いているので、長時間の使用に適しています。
長い散歩の操作でも、これを左手に持って、(競技以外は)全てこなせます。



uni POWERTANK スタンダード
三菱鉛筆 uni POWERTANK スタンダード

先端の穴がちょうど良い広さに空いていて、そのままHORIのペン先を接着出来るので、作るのが楽です。
軽くてグリップも付いていますが、軸が太めなので、ジムニーより持ち易く、若干画面が見にくいかも。



PILOT Dr.GRIP デスク用
・PILOT Dr.GRIP デスク用

intuosの高額なタブレットペンを除けば、この軸が最高の素材だと思います。
大会は、全てこれで行けます。
軸が重いので、殆ど力を入れずに、撫でたりシャンプーをすることが出来ます。

軽いペンを使うと、フライングディスクを取り落とすことも多いのですが、このペンだと、そういうことはありません。



金属製のギターピック
・金属製のギターピック

先端にペン先を取り付けられそうな形のピックがあったので、作ってみました。
お世話程度の、正確さを必要としない作業を左手でする時などには、使えそうです。



上記以外のペン軸を使う場合、

・ノック式で無いもの
・グリップが付いていて持ちやすいもの

を、選ぶと良いでしょう。



メテオス桜井先生の分析
http://planetmeteos.com/hisoka/p71.html

ゲームの面白さにおけるデバイスの重要性が、良く書かれています。
が、PDAという終了した分野の、既に店頭に無い物を褒めても、殆どの人が、手にすることは出来ないでしょう。

>・普通に使うボールペンなどよりも細身のほうがいい。
>・グリップはシンプルに。

このあたりは、間違いです。

鉛筆と同じ持ち方でゲームを続けると、主に人差し指に大きな負担がかかってきます。
握り方を変えられる太い軸の方が、より柔軟な使い方が出来ます。

或いはエルゴペンのような物を使えば、指には優しいかもしれませんが、多分画面は見えないでしょう。



秋葉でJK-824ST2(E-2000用)を探しましたが、ありませんでした。
CLIEのペンなどが、3本1500円で余っていましたが、SONY商品は死んでも買わない。
そこで、似たような形の、TC-UN1-1(PILOT)を買ってみました。


・ボールペンにもなる仕様なので、1100円と高い。

デジモノオタク独身男から金を巻き上げるPDAのような商売とは違って、
携帯ゲーム機の周辺機器であれば、出来の良いものでも数百円程度に収める必要があります。

また、PILOTからは、Dr.GRIPの軸を使ったPDA用ペン(TC-J1-1B)も出ていますが  
やはり、ボールペン付きで約1500円と、高過ぎます。


・ペン先が固くて軸が重いので、操作感は悪く無いが、画面上の滑りが悪いので、撫でるような動作には向かない。
特に、スクリーンガードとの相性は悪い。ゲームに熱中して力を入れ過ぎると、削れるかもしれない。

・力を入れていないと、時々カーソルのホールドが外れるので、円盤投げなどには向かない。
・金属の軸は指に良く馴染むが、軸が細いので、持ち替えが出来ないから、疲れやすい。

・短時間に集中して素早い動作を行うだけのような、マニア向けの作品には使えるかもしれないが、犬には不向き。



私が市販のボールペンの軸を使って自作をした理由は、
材料費が数百円で済むことと、ノックしてペン先を出す繰り出し機構を持たない分、頑丈になるからです。