ゲーム界におけるデジタルディバイド

21世紀に入って、インターネットが急速に普及していることで、
それまで曖昧だった部分が明らかになり、膨大な情報が蓄積されてきています。

これによって、それまで進歩の無かった民意が、急速に進化してきています。

例えば、旧態依然とした左翼や朝鮮勢力以外でも、クライン孝子氏あたりは明らかに、
デジタルディバイドの波に取り残されつつあります。
高齢ながら見事に戦われている西尾幹二氏あたりとは、対照的です。



ところで、デジタルメディアの先駆者とも言えるゲーム界でも、
民意の大きな変化が起きていることに、最近気付きました。


昔、MSXを使っていた時代には、「あのゲームをMSXでやりたい」といったことを、しばしば思いました。
あのエメラルドドラゴンにも関わられた、元バショウハウスの加藤久人氏が、
MSXFANで「いーしょーくーはまだかいな?」という、移植希望の連載を続け、
ゲームソフトの誘致を体当たりで行っていた記事を、我が事のように見入っていました。
ソーサリアンの移植に成功したことは、途方も無く大きな戦果でもありました。


が、今は違います。
ゲーム飽食の現在、ベタ移植を望むユーザーなど、恐らく一人もいません。
大幅な追加要素を付けるか、完全新作のオリジナルタイトルか。
いずれにしても、「その作品の為に本体を買いたいと思わせるゲーム」が求められるようになっています。
大きなオリジナリティや新規性や新鮮味が無ければ、通用しない状況になっています。


PSPPS3のアホアホラインナップを見る限り、
このパラダイムの転換に気付いていないのは、SCE上層部だけでは無いようです。


例えば、型番だけを重ねたバイオハザードに、どれほどの価値があるのか。

※これは負け惜しみで書いたのでは無く、シュリンクしつつある続編焼き回し商売への、警鐘です。
例えポケモンでも、新鮮味の無い続編を作り続ければ、いつかは滅び去るでしょう。
どうやら遂にD○がご臨終らしいことも、記憶に新しい。