http://www.nintendo.co.jp/ds/dsconference/index.html
今回の一連のゲーム改革で、最も特筆すべき動きは、
有史以来初めて、「教育ゲーム」が商業的成功を収めたことにあります。
かつて任天堂からセガに移籍した駒井徳造氏以来、多くの作り手が挑んでは失敗を繰り返して来ました。
が、主に手書き入力装置によって、
「教育ゲームで親の反感を中和する」という、業界全体の悲願とも言える作戦が、遂に達成されたのです。
Apple信者の岩田聡氏が繰り返し自慢したくなるのも、無理もありません。
殆どのTVゲームソフトは、破壊や殺人、エロ等の刺激を伴うが故に、常に、親や普通人の反感を買って来た。
が、DSだけは、それをほぼ払拭している。
これは、非常に大きいことです。
どうやら、これで今回の携帯機戦争には、決着が付いたようです。
個人的に、初めて勝ち組のハードを手にしたので、これほど沢山のラインナップを見るのも、初めてです。
しかも、殆ど未体験のものばかりです。
銀英伝で言うと、「神々の黄昏作戦」で、
フェザーン回廊に、ミッターマイヤー艦隊が姿を現す場面を、想起しました。
「数およそ、一万隻……いやどんどん増える、二万隻以上いるぞ!」
NDSの、かつて無い程の大軍は、携帯市場だけで無く、
据置機市場に流れているソフト購入資金も、その魅力で制圧しようとしているのでしょう。