おいでよ どうぶつの森日記――魚が釣れた瞬間にNPCが側にいると、拍手してくれる。

他の住人同士の口喧嘩に、遭遇することもあります。
こういう、作り込みの奥深さには、良くある開発費自慢とは別次元のコストが、かかっていそうです。

フリーズしたので仕方なく電源を落としたら、リセットさんが出てきて説教された。
過失は任天堂側にあるので、理不尽です。


これは、大変危険なソフトです。
喩えるなら、ラグと戦闘が無く、アイテム数が膨大に増えたUO。
ぬるま湯のような箱庭世界の中で、主人公は住人達にモテモテで、話しかけるだけで気前良く物をくれる。
気持ち良い馴れ合いとアイテム集めを続けるという、文字通り廃人養成ツールです。

この恐ろしい廃人の森に取り込まれたら、丸一年は出て来れないかもしれない。
四季をひと巡りして全てをリアルタイムで見るまでは、続けようという気にさせられます。
佐伯氏の言う「飽き易いゲーム」とは対極にあります。


ところで、以下のレビューで、日本語が不自由な人が酷評しているようですが、
http://www.nintendo-inside.jp/review/view.php?id=10778
ゲーム以外の遊びを知らない人(ゲーム脳?)だと思われます。

かぶと虫やクワガタを取りに行ったことも無いような子供が増えているのでしょうか。
風情が無い。嘆かわしいことです。