つくる会内紛――西尾幹二先生創作「嘘を見抜く力」を鍛える ネットの日録トレーニング

http://nishiokanji.com/blog/2006/06/_3.html

今日の西尾先生の目的は、新田均先生と神社を「悪者扱い」して、
藤岡信勝先生の側に、人と金を残す目的で書かれた、煽りでした。


「近代保守」等という呼び名は、「革新」や「進歩的文化人」「小泉改革」等と同じく、
中二病的な、中身の無いカッコ付けに過ぎません。



>つまり何とか雇っておいてくれの一点張りで、

ここが西尾レトリック。推測を事実と「すり替え」ています。



>そういえば、「つくる会」四人の「言い出しっぺ」の一人の高橋史朗氏が旧「生長の家」系でしたから、



>どんな組織も、どんな団体も「独立」が大切なのです。

これは不可能です。左翼系の団体と同じく、保守系の団体も、人員は被っているからです。

活動家になる資質を持った人の絶対数は、人口全体から見れば、ごくごく少ない、
独立性などと言って、潔癖症が過ぎては、人手の確保も出来ません。


例えば、平田文昭氏は、人権擁護法案の集会の翌日、国民大集会でも活動されていました。
裁判員法の廃止を求める集会にも、関わられているようです。
こうした「被っている」活動家の方々を、邪険にすることは、決して許されません。



>私に対し「あなたはなぜここにいる」の新田発言

これも、西尾先生が、わざと毒々しく脚色して、新田先生を悪者に見せようとしているだけです。


>八木氏の行動のトータルは彼を育てた伊藤哲夫氏の背後からの強いプッシュがあってのことではなかったかと
>今私は推理しています。

>以上の道筋からいって、会を割って出た八木一派はもし新しい教科書の会を設立するなら、
>その歴史思想は当然、皇国史観天皇親政と明治憲法復活をめざす
>よりラディカルに右傾化した方向に道を見出す以外に理のないことになりましょう。


この二文も矛盾しています。伊藤哲夫氏が小泉安倍寄りなら、ラディカルな路線は取れません。
むしろ、岡崎久彦氏や産経に近い親米路線になるでしょう。

でも、それだと、自由主義史観教科書と被る事になりますか。


つまり、今日の一文は、藤岡先生側を持ち上げて、八木先生側を貶める目的で書かれています。
「扶桑社様、子分の藤岡に金を出してやってくれ」という、心の叫びです。