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「-もみじ- 『ワタシ…人形じゃありません…』 」や「いたいけな彼女」の流れを汲む作品。
過剰なプロテクトによるイメージ悪化や、
たか坊氏まで居なくなる程の人材流出などによって、空き城同然となった今のディーオーに、
これほど質の高い体験版を作る余力があるとは、思いませんでした。大宇宙の驚異と言えます。
絵も、それなりに綺麗で、文章も出来が良い。人間心理が、良く描けています。
「代わりのいない存在」というものがあります。
見た目が可愛い女の子は星の数ほどいますが、特別な人は、人生でただ１人だけです。
これは、一人の女の子に純粋な愛を注ぎ、裏切られ、人間不信に陥って心を閉ざした主人公の物語です。
昨今のフェミニズムカルト的な、異性の使い捨てを奨励する価値観では無く、
特別な１人の存在を愛し続けることの大切さを説いた、良識コンテンツであると言えます。
但し、体験版から先が、どうなっているかは不明です。
ついでに、主人公の名前が、上月景正に似ています。
↓こんな台詞も出てきます。
>「やはりこいつは思ったとおりの、強面な相手にはへつらうが、
>少しでも弱みを見せようものならその隙を逃さず、いつでも掌を返すような男だ」
