Nintendo World 2006 Wii体験会に、行って来ました。

http://www.nintendo.co.jp/n10/nww/index.html

今日一番印象に残ったのは、待ち時間の列の中、
現在苦戦中の「マジック大全」を実演して回っていた係の方々でした。
http://www.nintendo.co.jp/ds/ajqj/index.html
あるいは、開発者が直々に実演されているのかもしれない、と思うと、熱いものが、こみ上がってきました。
同時に、あれでは、実演しているところを見ないと、何をするソフトなのか、全く分からないことも確かです。



最初は、「Wii Sports」のテニス。

若干広いスペースと、28型以上のワイドテレビが必要ですが、
流石にWiiの看板商品、横綱級の出来栄えで、一般人でもマニアでも楽しめます。
これは特に、中二病全開のコアゲーマーやエロゲオタな人達にこそ、試して貰いたい作品です。
実際にテニスをするのも楽しいのですが、お金や体力等が結構かかるので、これは手軽で便利です。

また、他の人のプレイを見て感じたことですが、
日本人は、国民性の違いからか、欧米人と違い、リモコンの挙動が小さく、オーバーアクションが無い。
振り回してリモコンを飛ばす事故が、国内で起きる可能性は低いと思います。

が、私は、振り回した方が絶対に面白いと断言します。
その為にストラップを強化してでも。



この後は、敢えて、レースゲームを重点的に見ました。
4作全てが、リモコンを横にする使い方をしていましたが、
操作感覚は、作品によって、かなり違いました。

これらのマリオカートの前座達の中で、出来が良いのは、
「エキサイト トラック」と「ニード・フォー・スピード カーボン」。
流石に、世界最大級のソフトメーカーの面目躍如です。
但し前者は、真っ当なレースゲームでは無いです。
(敵の車等に自分の車を体当たりさせることで点数を稼ぐ)

「GT pro series」のハンドル型アタッチメントは、なかなかの出来栄えで、操作性は一番でした。
もう少し軽量化出来れば、他のレースゲームにも転用可能な、
スタンダードな入力デバイスになれるかもしれません。

「モンスター4×4 ワールドサーキット」は、
ジャンプ台がある以外はごく普通のコースで、難易度が一番高く、全く歯が立ちませんでした。
任天堂(のセカンド)と競合する(バギー)ので、やや苦しいか。



一番楽しみにしていた、ポケモンバトルを見学。
Lv50のレンタルポケモンを使ったダブルバトルで、
1P側(コウキ)が、ブニャットロズレイド、増援がエンペルト
2P側(ヒカリ)が、ルカリオ、フワライド、増援がチェリム
でした。
ルカリオが最初から出ている分、2P側が若干有利に見えますが、
エンペルトが出る前に(10万ボルトを持つ)フワライドを倒せれば、1P有利でしょう。



もう1つ、「WING ISLAND」も試して来ました。
同じ服を着たスタッフでも、ブースによって盛り上がりが大分違うのですが、
私が見た限りでは、ここが一番でした。流石、イベント巧者のハドソンです。
難易度は若干高めですが、慣れると、気持ち良い浮遊感を味わえます。



あと、 「おどる メイド イン ワリオ」のデモの中に、「nintendogs」の犬が出ていました。
一瞬気を惹かれました。何という悪どい商法でしょう……



今回特に感じたのは、任天堂のイベントとTGSとの、あまりに大きな落差です。

・会場が明るく、健康的で快適。TGSは照明が暗く、音もうるさい。
・コアゲーマーから、女の子、親子、カップル等、客層が多彩。TGSは殆どキモオタ。

一番大きな違いは、「任天堂のイベントでは、コンパニオンに目が行かない」ことです。
TGSは、コンパニオンや声優、コスプレで成り立っている、とさえ言えます。
任天堂のイベントにも、コンパニオンはいますが、現場では、ゲームにしか目が行きません。
特に、一部のサードパーティの什器には、各メーカーの方が直に付かれていて、より好感が持てました。



ついでに、店頭配布のカタログと、当日配られたパンフレットの相違点は、
・パンフレットの方が、一回り大きい。
・パンフレットの方が、10頁ほど多く、レイアウトが変わり、新規タイトルが追加されている。
です。