苦し紛れの戦略――任天堂版「グランディア」爆死確実か

http://n-wii.net/news/eid1010.html


FFの脅威に怯えるあまり、何とか自陣営でオリジナル大作RPGを作って対抗しようという愚策は、
既にセガ陣営が10年前に実行し、そして失敗しています。


バテン・カイトス」は、マニア向けの佳作ですが、
カードバトルの操作性の面倒さや、デザインの奇抜な等から、普遍性に欠けています。
松野氏という名前もマニア向けなので、売れてもせいぜい10万本程度でしょう。
下手に対抗馬として担ぎ出すと、FF本編の200万本パワーの前に押し潰される事は確実です。


20年前ならいざ知らず、現在では、
RPGというジャンルが売れているのでは無く、
DQ」「FF」本編という、ブランドネームが売れているに過ぎない。
この現状認識が出来ていないから、同じ過ちが繰り返されるのです。


据置型オリジナルRPGを、シリーズとしてミリオン級に育てることが出来た土壌があったのは、
RPGが流行していた、16ビット機の時代まででした。


新たなミリオンを作るのは、常に新たなジャンルです。
それは最近の任天堂が、自ら証明して来たことでもあります。