「家族の絆」講演会に、行きました。

■日 程:平成20年2月10日(日) 午後1時30分〜(約2時間)
■会 場:東京・豊島区民センター6階 文化ホール
■講 師:松居 和氏(埼玉県教員委員・尺八奏者)
■参加費 500円
■主 催:日本会議豊島支部自由民主党豊島区議団


会場は、ACGテレカ交換会と同じ場所の上の階にある、立派なホールでした。
主催は、自民党豊島区議団で、前回の日本会議とは、がらりと趣が変わっていました。
客層は、地元の人の御婦人が多いようでした。

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壇上には、小池百合子議員も来られていました。

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松井先生の講演は、
最初に、欧米の深刻な実態を話して、充分に場を落ち着けてから、話題を日本に移し、
日本は欧米より遥かにましである、という、前向きなメッセージへと繋げて行く。

ステージの場数を踏まれているからか、間の取り方や抑揚の付け方も巧みです。

話の上辺だけを見ていると、
全ての原因を男性に押し付け、女向けの家事育児を男性に押し付ける、
フェミニストの主張と混同されるかもしれません。

もちろん著述を読めば、そういうことは無く、
フェミニスト疑似科学とは逆の結論に辿り着かれています。


また、松居先生の話が面白い理由の一つに、良い信仰を内包していることがあります。
「宗教的情操の涵養」を、保守論壇と一見無縁な話の中に、実に上手く絡められています。


あっという間に2時間が過ぎ、会場からの質問にも饒舌を振るわれ、
時間が来て終わってしまうのが勿体無いほどでした。



講演終了後、著作物が売られていました。
後ろに列が出来ている時は、その場で迷わず、とりあえず一通り押さえる。
同人即売会での経験則そのままです。

著書とDVDの全てにサインをして頂けました。
一度にこれほど多くのサインを目の前で書いて貰うところを見たのは、
人に頼まれて行った山本和枝先生のサイン会以来です。

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松居先生の著書は、いずれも「エイデル研究所」が発行元です。
エイデル研究所といえば、喜多明人氏の著書が出ているなど、左寄りの印象があります。

が、「学校が普及すれば家庭が崩壊する」この事実の指摘は、子供の権利条約とは正反対です。



Kazu Matsui Official Site
http://kazumusic.com/kazu_matsui/index.html


http://kazumusic.com/kazu_matsui/biography.html
これまで全然調べていませんでしたが、カシオペアやTOTOのメンバーなど、
有名なミュージシャンとの仕事を多くされているようです。