過去の名前にすがりついたネタ切れ任天堂

任天堂が安直に「Wii Sports」の名前を使い回したことは、
現時点で革新的アイデアが出尽くし、イノベーション戦略が行き詰ってきたことを意味します。
ですから、2000万本タイトルの名前にすがって一般人にアピールするしか、無かったのでしょう。

もっとも、「高性能ハード主義」の行き詰まりは、更に深刻です。
HDに移行した各タイトルは、前世代を大きく超える販売数は決して出せません。
また次の世代では、低性能陣営との解像度の差が詰まり、高性能機の優位性は更に低くなるでしょう。

半導体のブロセスルールの進化は20nmが限界とも言われており、
Intelが45nmで量産している現在、高性能ハードの限界点は、じりじりと近づいてきています。

MSの得意技である、他者のアイデアのパクリ、あるいは大資本による買収・後追いといった常套手段も、
人々の権利意識が昔より確実に上がっていることで、この従来のやり方は通用しなくなってきています。

ですから、SCEが脱落した後も、今後暫くの間は、現在の力関係が続くのではないかと思います。

そしてハードの性能差が更に詰まる次々世代あたりで、
「ゲームらしいゲーム」が任天堂陣営に回帰して、MSが撤退を強いられるかもしれません。

任天堂が突然発狂して経営資源を無駄遣いしない限りは。

欲しくなってきました。

↓貴重なご意見

>『サードパーティーにマルチ推奨』とか『ノンゲームに注力』とはどれだけ笑わせてくれるんでしょうか。
>そんな余裕をかませる立場か！？

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