つくる会内紛――地裁判決はどうなるのか?

全く分かりません。
乱暴な言い方をすれば、裁判官の裁量でどうにでもなります。
沖縄集団自決訴訟などと同じく、「推認」するかしないかで決まるのかもしれません。


八木先生が勝った場合は、特に何も起きないでしょう。問題ありません。


問題は、負けた場合です。
一時的に付けられた「敗訴」のレッテルを利用して、
少なくとも首都圏数十人のコアな保守運動家の方々が、全力で蠢動するでしょう。

元々八木先生は、ナンバーワンではなくオンリーワン、
他に丁度良い指導者が首都圏に存在しないという理由で、自ら繋ぎ役を務められているに過ぎません。
その「急所」を原理主義者達に突き崩されれば、大規模な大同団結は瓦解するかもしれない。
その結果、日本の保守運動は致命的なダメージを受けるかもしれません。
八木先生に代わって全てを繋げる力は、西尾藤岡氏を含めて、他の人にはありません。

かくして、西尾藤岡両氏の負の功績は、後世まで語り継がれることとなるでしょう。