新田均教授は、チベット問題を忘れていない。

講演の冒頭で
「人は人権を守るために国を作っている」と述べられ、
国の滅亡が人権侵害に繋がった例のひとつとして、
チベット問題を挙げられました。

ダライラマ14世が皇學館大学に来たとき、
政治的な内容の講演は出来なかった。
歌手のイルカを呼んで、皆で「ふるさと」を歌った。
そして、その時歌った三番の歌詞を引用されました。

「志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷」