これが緑城雄山氏の本性だった。

ダメな保守派は薙ぎ払ってしまうべきか
http://midorinojou.blog2.fc2.com/blog-entry-1054.html

これは、戦闘宣言でしょうか(o ̄∇ ̄)o
私は小心者なので、内心どきどきしていましたが、
大した内容では無かったので安心しました。
面白い文章なので、お相手しましょう。



>名も無き市民の会が守るのは、あくまでも国民の生活の安寧。
>実際、児童ポルノ法改正問題にコミットしたのは、古くは治安維持法
>最近では人権擁護法案と変わらないような悪法になる危険が大きく、
>冤罪の嵐が吹き荒れかねないと判断したからであって、
>オタクの人たちの権益を守るためじゃない。


この意見表明を、署名を集める前に、
常に分かりやすい位置に表示しておくべきでした。
そうした「自分達の意見表明」が無いまま署名を集めているので、
(オタク達を騙しているという意味での)「詐欺」と形容しました。

あと、オタクを見下している、馬鹿にしているという本音が今回表に出てしまったので、
その点は今後注意すべきです(差別意識を改めるにしても、心の中だけで見下すにしても)。



>1:私たちが「保守」しているものは、「かつての穏やかな生活」です


「かつて」とは何時の事か。非常にいい加減な表現です。
勝手に補足すると「自分が世界の暗黒面を何も知らなかった多感な少年時代」とでも言うべきか。
貴方の望む「穏やか」だった時代など、日本史上のどこにもありません。先人達は常に戦っていました。


「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があります。
多くの保守人にとっては、守るべき対象の筆頭は「日本の国体(男子男系の皇統)」であるはずです。
それより優先度の低い対象としては「(竹島尖閣諸島などの)国土」
参政権表現の自由などの、国民固有の権利」などがあります。

私の場合は、「可愛く貞淑な日本的な婦人(を生み出す土壌としての日本)」です。
これは、歴史上どの外国にも無い日本特有の美点のひとつです。
神話教育も国体護持も、結局は(内政の中で最も重要な)「家族再生」に帰結します。
「日本らしい家族」が安定することで初めて、社会と国家(日本らしい日本)が繁栄し、
国力が増幅し、防衛や外交の力も上昇します。



>さてしかし、水島社長は(他の保守系団体を)後ろから斬りつけるのは
>やめようと言う話を先月の講演会でしていたわけだけれど、
>それを聞いてレポートまで書いた人がこんなトンデモなエントリーを
>書いてることを鑑みれば、私も変な遠慮を手放して我慢することなく、


緑城氏には「是々非々」という言葉を送ります。
保守派の中でも、もっと物凄い論争は、しょっちゅう起きています。
一方、私は、にわかロビイスト達の不備を指摘したに過ぎません。
つまり、単に意見しただけです。(言葉はややきついですが)
単に意見しただけで、「後ろから斬りつけた」等と言われることは、甚だ心外です。
(もっとも、緑城氏は精神的に不安定と言われるので、論戦には不向きかもしれません)


私は「つくる会内紛」を2年以上観察し、「再生機構」と「つくる会」の双方に面識があります。
西村修平氏と水島総氏の両方と名刺交換しています。
どちらも私心の無い素晴らしい方です。
論戦と内ゲバの区別は、はっきりとつけましょう。


もう一つ補足しますが、藤原氏は最初の私のエントリーの本文を読んでいないか、
完全に誤読しています。
あの文章の趣旨は「保守派はコンテンツに疎い、頭の固い人が多い」ということです。
期せずして頭の固さを露呈してしまったことは意外、いや残念でした。



若いお二方には、どなたか経験豊かな有識者の下について修行されることを、お勧めします。



関連エントリー

なぜ「名も無き市民の会」は、保守系オタクの拠り所となれなかったのか。
http://d.hatena.ne.jp/mahotan/20090219#p2
「お山の大将」の代表格・藤原興氏が火病
http://d.hatena.ne.jp/mahotan/20090312#p1