皇室論とポジティブキャンペーン 保守論壇は最初から二つに割れている

という題名で長いコラムを書く予定でしたが、諸般の事情から公開を見合わせました。


保守論壇二分割図――信仰のある者と無い者との区分
http://www.tctv.ne.jp/mahocast/PV/20090327.html

「右の唯物主義者」は、松浦光修先生が今年の2月11日の講演の中で使われた言葉です。


西尾幹二氏側の論法は「ヘイトスピーチ
「小和田家」など具体的な敵を設定して、そこに(保守読者の)怨嗟を集中させている。
小規模な団体が支持を集めるには有効な手法。

日本会議側の手法は「ポジティブキャンペーン」
皇統護持をを唯一の軸として、他はある程度寛容にして、幅広く支持者を募る。
奉祝行事に代表される、暖かいメッセージ、応援の言葉を発信し続けている。


褒められると「やる気」が出る、ということは、全人類共通です。
ある程度規模の大きい団体になると、敵を増やす手法であるヘイトスピーチは逆効果になります。