つくる会内紛――西尾幹二先生は、初版本でもソースロンダリングしていた。

岡崎久彦に屈した西尾幹二−初版本に戻るんじゃなかったの?
http://akiko.iza.ne.jp/blog/entry/994668/

>自由社版は扶桑社版より悪くなったのです。

残念ながら予言は外れましたが(゚ε゚)キニシナイ!!


『国家と謝罪』名著です。
西尾幹二先生一生の不覚とも言うべき出版物になること疑いありません。
売り上げ目当てに出版した徳間書店にも非はあります。
永久保存したい。


>これまでの『新しい歴史教科書』にも問題がありました。
>それは「この前の戦争はすべてアメリカが意図的に仕掛けたものである」
>という筋書きが背後にあったことです。

このアメリ陰謀史観を、西尾先生は一貫して持ち続けられているようで、
正論5月号でも、「政治的ロマン主義」と揶揄されていました。


該当する箇所を、少し見比べてみました。
初版の方が面白いです。が、所詮はデタラメ。形容詞の使い方や執筆者の思い込みが酷い。
2版の方が上品な文章で、再生機構の方針に近いのではないでしょうか。
但し、真正「つくる会」的なもの(西尾陰謀史観)に漬かって来た人々にとっては、
物足りなく思われるでしょう。


>私はちょっと気になって、藤岡先生に電話して、
>「本当に直す気があるのなら、私には若干意見はあります」と申し上げた。
>そうしたらば、藤岡先生と出版社の人が直ちに見えてそれから2日間私の意見を聞いて下さった。

> それは私にとっては感動的だった。「つくる会」発足以来私は何の協力もしていない。
>外から見れば、その活動を白眼視していると思われても弁解の余地もない。
>そんな私の意見を2日間にわたって聞いて、それを教科書に反映させて下さった度量の広さ、
>良い教科書を作ろうというひたむきな姿勢には心を打たれた。

当時リライトの許可を出した代表執筆者は藤岡先生です。
岡崎氏は最後まで藤岡先生を擁護されていました。