後藤弘茂氏に見る「現代版・士族の商法」

PCハードウェアのライターとしては第一人者と思われる後藤弘茂氏ですが、
専門外のゲームソフトの記事を書かせると、
平均的ブロガー以下の駄文になってしまいます。これも生活の為なのでしょうか。

ソニー提灯ライターの後藤氏を以ってしても、PSP goの擁護は難しいようです。



後藤弘茂のWeekly海外ニュース■
UIの拡張がカギとなるPSP goの次の戦略
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20090615_286050.html

>SCEは、PSP goの後に、それを刷新した次世代PSPのプランを持っていると考えられる。

つまり、PSP goは買うな、真の超絶高性能PSP2発売まで待て、ということです。有り難いご忠告ですね。


>PSP goの目的は、より広いデジタルコンシューマ層
>(デジタルコンテンツをダウンロードして楽しむことに慣れたユーザー)の取り込み。

デジモノオタク」あるいは「iPodTouchユーザー」を指すのでしょう。
が、性能は低い、タッチパネルも加速度センサーも無い。全てがライバル機より下です。



【2009年6月12日】次世代PSP2までの長期戦略が見えるSCEの「PSP go
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20090612_286045.html


>SCEとビジョンが近い企業はAppleだと答えた。そして、2007〜2008年より後の時期には、
>AppleSCEの製品が競合する可能性があると示唆した。現実は、まさに、その方向へと進んでいる。

オリジナルは平井氏のようです。

PSP」は“iPodキラー”〜北米向けローンチイベント
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0501/07/news006.html


>PSP goは中間ステップで、その後に、PSP2に相当する新しい世代の携帯ゲーム機が控えていると見られる。

やはり、「PSP goは見送れ」というメッセージのようです。


>●コンテンツの販売モデルがコンテンツの中身に影響する

後藤氏も、ダウンロード販売のメリットについては、利益率しか言及出来ていません。
つまりメーカーのエゴでしかないということです。

>●PSP向けゲーム開発キットの価格を80%下げたSCE

時間が経てば安くなるのは当たり前。それでもDSより安くなることはありません。

後藤氏の推測する「SCEの戦略」は、全てが同業他社の後追いです。
より低品質な商品やサービスで、全く同じことを後追いでやって、何になるのか。



【2009年6月11日】「PSP go」は「PSP2」までの中間ステップか
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20090611_285704.html


プロとしてゲームの文章を書くならば、書き手本人が長年ゲームに触れていて、
多数のゲームを実際に遊びこんでいることが必須条件になります。
もちろんゲーマーであるだけではダメですが、
最低限ゲーマーでなければならないのです。



後藤氏のゲーム関係の文章からは「遅れて来たゲハ厨」という印象しか感じないのは、気のせいか。