Wiiが3倍面白くなる「電池いりま線」万人におすすめ

Wiiリモコン用USBケーブル『電池いりま線 (ホワイト) 』

Wiiリモコン用USBケーブル『電池いりま線 (ホワイト) 』

「A助ブログ」が、有史以来初めて役に立ちました。

電池なしでWiiが遊べる「電池いりま線」発売。任天堂からの被害を最小限に。
http://www.famitsu.com/image/4282/YlU2db29CFY47feK5W285Mbn3X75xY62.html


これは、「これからはワイヤレスで当然」という固定観念を打ち破った、逆転の発想です。

実は、市販のACアダプタを使ってWiiリモコンの電源を有線にする、
という構想を随分前から考えていましたが、工作技術が無いので見送りになっていました。
今回、望み通りの製品が世に出てくれたことは、非常に有難く思っています。


以前、2006年に行われた、Wii発売直前の「ニンテンドースペースワールド
でのリモコンの操作感は、非常に快適でした。
が、実際に発売日にWiiを買って操作してみると、今ひとつ爽快感に欠ける印象を受けました。

原因は、リモコンに入っている電池です。
メーカー主催の体験会では、有線のリモコンが使われているので、
電池が入っていない分、リモコン本体は軽い。
が、市販品のWiiリモコンには、電池の重量の分重く、体感操作の足枷になっています。


よって、この製品の効果は、

・「テイルズ」「モンハン」などの「ゲームらしいゲーム」を、電池を消費せずに何百時間もプレイ出来る。

・「Wii Sports」等の体感ゲームの操作性が劇的に向上する。

・「Wii肉痛」と揶揄された、筋肉痛の原因となる腕への負担が軽減される。


という、実に一石三鳥の効果を持っています。
体験会での操作感を自宅で再現したいユーザーには、必須のアイテムと言えます。
ヘビーゲーマーから電池代が気になるお母さんまで、幅広い人の役に立つはずです。

特に、埃を被っているWiiをお持ちの方や、Wiiを押入れに片付けてしまった方は、
是非本製品を取り付けて、もう一度「Wii Soprts(Resort)」をプレイしてみて下さい。
面白さが一段階上がって、腕前も上達したように錯覚すること請け合いです。
任天堂が本当に伝えたかったプレイ感覚に、かなり近付くことが出来るはずです。



任天堂がこのワイヤード機能を製品化したくない背景には
「全てをワイヤレスにして小奇麗に見せたい」という岩田聡社長の悪いこだわり(虚栄心)」
があります。

幸いなことに、MSもSCEも同じく愚かな虚栄心に囚われているので、
上記の任天堂の失策は、失策として衆目に認識されることは無いでしょう。


本製品の唯一の欠点は、
リモコン側のケーブルの長さが1mしか無く、延長ケーブルと接続されている箇所が「邪魔になる」ことです。
Wii Sports等でリモコンを振ると、USB端子が繋がっている部分が跳ねて、鬱陶しく感じることがあります。

リモコン側からのケーブルを、最初から3mかそれ以上にしてくれれば良かったのですが、
この製品は体感ゲームを意識して作った物では無かったようです。
(モンハンやテイルズを想定して作られたと思われる)

そこを改良すれば次世代のコントローラーは「ワイヤード軽量リモコン」で確定です。
(本来、ゲーム用の体感インターフェースは、質量が限り無くゼロに近くなければいけません)