『月刊正論 2010年5月号』の感想


『保守を自認する議員達へ」(八木秀次氏)


「女性の大学教授」とやらは、7月の参院選でも自民党の公認を得ていると思います。
フェミニズム自民党に深く侵略している限り、保守政党としての再生はありません。



『国民を誑(たぶら)かす「新しい公共」という論理』(八木秀次氏)


左翼は新しい造語やキャッチフレーズを作るのが得意だ。が、保守側は下手だ……
という愚痴が、良く保守派内部で聞かれます。
これは当然のことです。

保守の真髄は「継承」にあるので、元々新しいものを作り出すことに経営資源を多く割けない、
新規創造よりも、古典や伝統の理解に経営資源を使っています。
一方左翼は、伝統を完全破壊してゼロから新しいものを作る、という考え方なので、
新規創造に全ての経営資源を使える。
個人単位で見ても、脳の意識が新規創造に振り向けられている左翼の方が、
伝統継承に振り向けている保守人よりも、新規創造力に勝っていることは当然でしょう。


プロ市民霞ヶ関を乗っ取り、
新しい公共」という造語によって、日本の伝統や国体を破壊する……
というのが、民主党の結党時からの主目的であるようです。