小林よしのり氏の女系傾倒の原因の一つは「男尊女卑コンプレックス」だった。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ytgw-o/WiLL-10.htm

>女系天皇公認は、単なる「男尊女卑思想」の話ではない!
>シナ男系主義が入ってくる以前の日本は、母系も重視した双系社会であり、
>その伝統に従って、シナでは絶対にあり得なかった女帝が登場しているという
>確固たる日本の歴史に基づいているのである

これは、反論者が言われるような高度な次元の主張ではありません。
小林は単に、フェミニズムへのコンプレックスから、
「昔の女帝は凄かったんだ。僕は女性を尊重しているよ」という、
逃げの意思表示を行っているに過ぎないのです。
「女性様マンセー」の結論ありきで都合の良い論を組み立てているに過ぎません。

完全論破された小林氏は遂に「男尊女卑論」に手を出しました。
それは或いは、リベラル派の論敵に「男尊女卑」呼ばわりされたことが、
心の傷となって小林氏に残っているからかもしれません。


女にモテたい(若い女性の読者が沢山欲しい)
→自分は男尊女卑では無い心の広い人間である
→昔の日本は大らかな双系だった
……という理論構築が、小林氏の中で行われたのでしょう。


理論派の男系論客は、今のところ皇室論でのみ応戦されていますが、
小林氏やその係累を完全に屈服させるには、皇室論や日本神話の上位に位置する概念である
「男女論・男女観」と「皇統や保守思想」との繋がりを、確立する必要があるかもしれません。