谷垣禎一氏の「即国外退去すれば良かった論」について

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100925/plc1009251815025-n1.htm

これはひとつの正論です。
(旧自民党の慣習に従って)即国外退去にすれば、
その後に起きた数々の「二次被害」を防ぐ事が出来ました。
少なくとも、ちんけなプライドに縛られて、半端に拘束した挙句、独裁国家の恫喝に怯えて放り出す、
そして責任を下級役人に押し付ける、といった最低の低脳より遥かにましです。

もちろん保守の有識者達が言うような徹底交戦も間違ってはいませんが、
それには準備が必要です。
具体的には、中国全土を一瞬で灰に出来るだけの核武装と、
報復核ミサイル発射までの間本土を防衛出来るだけの通常兵力です
(日本国内の中国人も潜在的な敵兵です)。
準備の無いまま今戦端を開いたら、日本はナポレオン三世の二の舞になります。

勇ましいアジウヨおじさんたちでも、今日本の大都市が核攻撃を受ければ
日本の機能が瞬時に麻痺し、そのまま占領され滅亡することぐらいはわかっているはずです。
(そして中国が自国民の命を使い捨てに出来る「人質の通用しない」政治体制であることも)

全ての日本人はビスマルクの精神に倣い、
数々の理不尽に忍耐しつつ戦備を整えることから始めなければなりません。
が、口先だけ威勢の良い某ミニ政党や某シンクタンクのような集団が人気を博していることが、
日本の保守団体群の現状と国民意識の水準を示しています。