3DS関連記事

ニンテンドー3DS発売日レポート
〜発売時の空気から任天堂の戦略を読む!〜
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110301/218670/

任天堂「3DS」見参、再成長を占う2つのカギ
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/749bfc2e40894100f533d2b3c2ae947f/



ARゲームスは本体機能のデモンストレーション。手堅く纏まっている。
ただし欠点もある。
少し距離や位置がずれると、ARカードが認識されなくなる。
ARカードを置いた場所の周囲を、プレイヤー自身が動く必要が出てくる。

ARゲームは、野安氏が言われるほど凄いものでは無いが、
一発芸の手品としては面白い。



http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110301/218670/?P=2

これはやや違う。
ゲーマー向けゲームがWiiに出てこない原因は、海外市場がHD標準になっていることが大きい。
海外では高性能のPC向けゲームが主流なので、日本のゲームよりもCG技術は高い。
当然、日本のメーカーやコアユーザーも、米国の後追いで高性能を志向している。


http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110301/218670/?P=3

これも違う。
雑誌よりも現地のプロモーションを優先したのは、
3D表示機能がゲーム雑誌上では表現出来ないからだ。
3D画面を直接ユーザーに見て貰いたいから、体験会主体にしているに過ぎない。
戦略とか、メディアに情報を流さないとか、そういう複雑かつ姑息な話ではない。

結論
野安氏は、任天堂と一部ゲームメディアの対立を煽っているのではないか?
確かに、任天堂を貶める目的で虚偽の内容の記事を書いたゲーム雑誌もある。
だが、今回の任天堂のプロモーションが「雑誌外し」にあるという解釈は、
穿った味方であると言わざるを得ない。



任天堂「3DS」見参、再成長を占う2つのカギ
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/749bfc2e40894100f533d2b3c2ae947f/


ソーシャルゲームとの競合について。
個人的には、アイテム課金などでボロ儲けをするスタイルのビジネスは長続きしないと考えている。
ある物事が長続きするかどうかは、それが、10年、20年後になっても周囲に誇ることが出来るかどうか、
100年後に愛されているかどうか、といった、長い時間軸で考えてみれば良い。
ネットベンチャーのような最近の起業家は皆、「刹那的な売り逃げ」が基本だ。
伝統芸能のような、何世代も何百年も続ける、といった心意気も気遣いも、そこには無い。
そんな事業が長続きするはずは無い。
任天堂はここでブレること無く、百年後に向かって誇れるような仕事を続けて欲しい。


3DS講演と同時に新iPadイベント」の意味
http://wiredvision.jp/news/201103/2011030222.html

インターネット上には有用な情報もあるが、それ以上にノイズが多い。
iPhoneandroidは、ゲーム機に比べてノイズが多いプラットフォームである。
任天堂が差別化を図るためには、自社プラットフォームで発売されるソフトの
(良い意味での)クオリティコントロールをしっかりと行う必要がある。
それが顧客満足度の上昇とリピーター確保に繋がるのだ。