林道義先生の寸評「桃太郎と時代劇」

http://www007.upp.so-net.ne.jp/rindou/sunpyo.html

勧善懲悪の英雄物語こそが王道である、
反権力の文学や芸術が反主流派であるうちは権力の腐敗を防げるが、
それらが主流になると社会が乱れる、ということです。

「英雄は男でなければならない」という林先生の主張には、
最近の保守系女性の多くが反発を覚えられるかもしれませんが、
この林先生の主張こそが、普遍的な真実です。

「良かった頃の時代劇」以外のテレビドラマには、
殆ど全てに誤ったイデオロギーが注入されています。
希代の駄作『江』に代表される女権煽動ホームドラマが、
日本人の価値観を破壊しつつあります。


現在の唯一の救いは災害救助の自衛隊です。
そこでは、力仕事や危険な仕事は男性、女性自衛官は癒し系の役回りという
正しい性別役割分担が、かろうじて確保されているようです。