後藤弘茂氏によるWiiUハードの分析・任天堂は低性能固執で滅亡する

後藤弘茂のWeekly海外ニュース■
任天堂次世代ゲーム機Wii U」のCPUとGPUアーキテクチャの謎
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20110613_452762.html


最近ではLlanoのアーキテクチャの解説などで活躍している後藤氏の予想では、
WiiUのCPUは、クロック1.6Gの2コアで、他機種に比べてかなり貧弱だというこどてす。
既にWiiUの小さい筐体がE3で公開されているので、この後藤氏の予測は間違いとは言い切れない。


任天堂が小型化に拘り過ぎるあまり、低性能マシンを作ってしまい、
みすぼらしいビジュアル&ソフトのマルチ供給を切られて
『低性能版ニンテンドー64』
と化してシェアをガタガタに落とす可能性は、現状では低くありません。


主要市場である欧米の住宅は広いのだから、ゲーム機本体の小型化に固執するメリットは殆ど無い。
それよりも、せめて敵対機種と同じだけの性能を確保しなければなりません。
また、そんな低性能で今更開発したいと思うクリエイターが、どれだけいるのか。
低性能による開発者のモチベーションの低下が、既にサードパーティの大量離脱に繋がっています。
これからは任天堂社内からも離脱者が大量に出て、
あるいは有為のトップガンプログラマー任天堂を忌避することで、
任天堂本体のソフト開発力が破滅的に低下する可能性もあります。


少々の金の為にやりたくないことをやるのか、
それともフロンティアスピリットを優先して高性能の可能性にチャレンジするのか。
決断は全てのクリエイターに突きつけられています。


既にその兆候は出ていますが、
これから任天堂陣営に出てくるソフトは、
開発者の士気が低いものが増えてくるのではないでしょうか。
社長が訊くシリーズも、かなりつまらなくなってきました。
全て、任天堂イデオロギー、低性能固執主義が原因です。


結論としては、
「今世代はゲーム機のファンレス化は不可能」
「他機種の性能を超えることが最優先。小型化省電力化は二の次」
ということです。



後藤『WiiUのCUPはX360やPS3より省エネだが低性能』
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1308532611/


CUPの喩えで言うなら、
360やPS3は、発売時にはだらしなく太って垂れたFカップぐらいだった
(電力バカ食いの爆熱ハード)が、
その後のダイエット等の努力(プロセスシュリンク)によって体が引き締まって、
形の良いCカップになった。


一方任天堂は、最初からAカップを目指しているが、
(E3で任天堂が自らAカップのブラジャー=WiiUの小型の筐体を展示している。
通常、胸の大きさがブラのサイズを上回ることは無い=
WiiUが、筐体の許容量を上回る発熱や電力消費をすることは出来ない)

このままでは拒食症(サードパーティ離脱)が発生して、
AAまで萎んでしまう。最悪の場合餓死する。
(低性能機を見限った開発者が多数、任天堂社内から離脱すればゲーム事業は壊滅する。
高給より「遣り甲斐」を求める人がいてこそイノベーションが成し得る)


餓死しない為には、任天堂は最初から形の良いCカップ
(全てのユーザーや開発者を尊重したバランスの良い性能)を目指すべきです。