松浦光修先生の講演を聴きました。

政局も含めた幅の広いお話でした。
松浦先生のお話は大抵、最初はゆっくり目で途中から徐々に加速して
通常の1.5倍ぐらいのスピードになりますが、
今回は最初からハイパーモードに突入されていました。
でも当日の参加者は精鋭揃いだったので、多分大丈夫でしょう。



日銀についても話されていました。

以前どこかで見たのですが、
日銀内では「円が強ければ成績が良い」ということになっていて、
円高を維持出来れば他はどうなっても構わない」という考え方らしいです。

この日銀の利己主義体質が、日本の不況の元凶なのでしょう。
こうした、自分の担当箇所の成績しか見ない「成果主義」的な考え方は、今や日本中に広がっています。

若き日の石原慎太郎は、その利己的(西洋的)な姿勢を三島に批判されました。今はどうか。