「ごらく部☆なちゅまつり」に行きました(中野サンプラザ)

●ごらく部単独ライブイベント 夏だ!まつりだ!!!全員集合└(б∇б)┘ごらく部☆なちゅまつり
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CDを買ったので、せっかくだから応募してみたら、前回よりいい席が当たりました。


今回は、時間的にかなり余裕を持たせて販売開始前に会場に着いたものの、
グッズ販売の列は既に区役所の先まで伸びていた。
殺人的な暑さの中、川田龍平アントニオ猪木などの街宣車が騒音を撒き散らしていました。

3時間近く並んで、買い物を終えたのが開場30分前。
お陰で、一時間以上時間を空けてルノアールでくつろぐという構想が台無しに。
ペットボトルだけでそのへんをさ迷う流民になってしまった。

運営にも参加者にも不手際は無かったようなので、
原因はただ一つ、参加者数の読み違いでしょう。

今回は会場のキャパシティが前回の半分以下にも関わらず、
グッズ販売列は前回とほぼ同等に見えた。
もちろん参加人数は少ないはずだが、思ったほど少なくは無かった。
のべ4400人として、4000人ぐらいは並んでいたのではないか。
炎天下スーツ姿で帽子も被らず列整理をしていた方々のご苦労が思いやられました。



何とグッズは完売続出。生産を絞ったのか、それとも……
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ステージは、アンコール含め2時間半ぐらい。

録画映像やウェーブ等で衣装変え(と小休止)の時間を作っていた。
冒頭の太鼓や、祭りを意識した電飾は良かった。



今回は、津田美波さんが良かった。
東京昼限定のメッセージビデオは内容も映りも良かった。
普段全く聞き返さない「TON!TON!TON!」が、ライブでは神曲になった。
現場では「聴いた印象」よりも「振りやすさ」が最優先されます。
この超絶的にダサい曲を、カッコつけて演じることで、ギャップによるカタルシスが生まれる。
これは、結衣にしか出来ない演出です。



コール作業は、不穏要素の無いマスゲームのようなものです。
こういうものは、元々日本人の国民性に合っているのかもしれない。
一歩引いてみると、曲を聴かずにただフォーマットに合わせて騒いでいるだけ、という見方も出来る。
が、それでも「祭り」の重要な一要素であることは間違いない。
初出の曲に全くコールが無いよりは、フォーマットを流し込んで盛り上がった方が有意義です。
個人的には、関係者席は大幅に縮小し、一般席の間に個別に座らせて同じようにコールさせるべきだと思う。
現場の空気を体感して「知る」ことは、業界関係者、特に楽曲製作者にとっては重要です。



恒例の三本締めも決まった。
こうしたイベントは最早、タレントを見る為だけの物では無く、
ユーザーからアクションを起こし一体感を醸し出すことも出来る、
三本締めはそうした新しい動きの象徴なのでしょう。
たとえそれが錯覚だとしても「ユーザーも一緒に作っている」と思わせる工夫が、今は必要です。



終了後、ブロードウェイを一周。
秋葉原がつまらなくなったので、「雑然としたサブカルのるつぼ」は、今はここしか無い。
「Speak And Spell」と描かれたシャツがさり気なく飾られている場所は、そうそう無いでしょう。
周辺では、戦闘装備のまま巡回する戦士団が散見されました。
まんだらけ本部を核にアニオタ向け店舗が多数存在しているとはいえ、一般人の多い場所です。
水着姿のヒロインの絵が描かれた紙袋をむき出しで持ち歩くことは、あまり感心しません。