「ワンダーフェスティバル 2013 Summer」に、行きました。

久し振りに行って先ず驚いたのは、規模の大きさです。
カタログの分厚さから想像した通り、大体2倍ぐらいの規模になったように見えました。

しかし、カタログを読むと、模型やフィギュア市場の景気は、どんどん悪くなっているようです。
質量共に向上してきた、プライズ等の安価な完成品を買うライトオタクが増える一方、
自分で物を作るユーザーの数は減っているのでしょう。

『サブマリン707』という(私の生まれる前に流行った)作品は正直知りませんが、
カタログのコラムは読み応えがありました。
量産品の色付きフィギュアが溢れている「飽食の時代」の今だからこそ、
創意工夫をしていた「足りなかった時代」の感覚を、一人でも多くの人に共有して欲しい。

また、出来の良い完成品が増えた為、
ユーザーが二次創作のフィギュアに手を出す必要性が、年々薄まっているのではないか。
差別化出来るだけの構図を考えるのも、大変そうです。

客層は思ったより幅広く、女性客や親子連れも多いようでした。ワンフェスとは思えない程に。