今回手元にあるのは只のアニメガイドではない。
あの山中隆弘プロデューサーが直々に配布していた一冊である。
（他にも、ぽにきゃんの中村Ｐが陣頭指揮する姿が見られた）
が、内容は正直言って低調である。
面白そうな、あるいは化けそうなプロジェクトは、一つも見当たらない。
一番面白かった記事が、
『メガネブ』の「鯖江市長が伊達メガネだった」という衝撃事実であるあたり、
先行きが思いやられる。
今年度不振に終わったアニプレは有力な原作を権力で囲い込み、
何時ものように企業艦隊のゴリ押し宣伝によって挽回するつもりのようだが、
物語シリーズの虚飾のブームが終わった今、代替品は何処にも存在しない。
