http://amanoudume.s41.xrea.com/cgi-bin/mt/archives/000204.html
http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20041021#p3


「感情的」「エロゲオタ」等の言葉でレッテル貼りを行い、小手先で逃げを図っているようですが、
これは、近代以降の人類史上全体に起こっている、もっと根の深い問題なのです。


短期的なコンテンツビジネスという枠の中で見れば、確かに真っ当な内容ですが、
放置しておくと、大変不味い内容でもあるので、取り上げておかなければならない。


事の本質がゲーム界の外にあるので、一朝一夕に理解することは無理でしょうが。



現在、男性向け市場が軽視されている原因について
http://www.tctv.ne.jp/mahocast/PV/20041027.html



ついでに、シスプリに補足するならば、


・恋愛要素が薄いので、ペットを愛でる感覚で見ている女子も多いのではないか。


・公式のハガキ投稿のようなタイプの企画は、元々女の子向きで、男向きではない。
(男性の多くは、買って見て萌えて(抜いて?)PPPH(ホアアーッ)して、明日への活力とする。
メンタルにでは無く、フィジカルに楽しむのが「男らしさ」と言える。漢らしい祭礼と、本質は同じ)


・男の買い専から金を巻き上げたい、という腐女子作家が多数存在した


といったところです。


が、決して、女がリードしたムーヴメントでは無い。
(最近、何につけても「女の手柄」として歪曲報道し、男を脇に追いやろうとする悪しき風潮があります)



ついでに、お世辞にも、シスプリが奥深いとは思えない。
単に、記号作りが上手く行っただけ、「チングラをパクってロリ化しただけ」という程度ではないでしょうか。



それにしても、みりすやライアーの件のように、皆、心の中では客(特に男オタ)を馬鹿にしているのでしょうか。
実は、「お子ちゃま」佐伯雅司氏と似たような、高慢業界人は多いのかもしれません。
(こういう手合いに限って、何故か女(オタ)には媚び捲っている)



また、オタ文化を他の分野より下に見ていることについては、
オタ業界自体、自虐傾向が著しく、必要以上に自分自身を卑下しているところに、問題があります。
これは、基盤とも言うべき、現在のゲームメーカー上層部が「映画コンプレックス世代」だからかもしれません。


その世代が消えた時に初めて、ゲームは、映画の呪縛や自虐思考から解き放たれるかもしれない。
そして、その時こそ、ゲームがゲーム独自の哲学を形成し、他の娯楽に優越し、真の牽引役となれるのかもしれない。


勿論、それには、SCEのような映画コンプレックス会社から退場して頂くことが先決です。


ゲーム界に「失われた10年」があるとすれば、
それはSCEの作り出した映画至上主義の流れ(によるゲーム性の軽視)に他ならないのだから。



ところで、例のカタログが、まだ家に残っています。ダンボール3個ぐらい。
どうしたものでしょう。



[ Sequencer / Al Di Meola ]



この人もチョニーだった。
ビデオ無しで音だけ聞くと、楽しさも半減したように思える。