半日あれば作れそう

PSPのCMが流れ始めました。
まさか、あんなに素早く(手抜きで)作って来るとは思わなかった。
某ブログが、彼らをあらぬ方向へ突き動かしたのでしょうか。


個別のソフトのCMも手抜き感が漂い、地方局かアマチュア製作にしか見えない。
正直、ハ○ソンの会長並か、それ以下のセンスだと想います。



また、PSPのCM内容を予言していた神がいたようです。
>http://makimo.to/2ch/game8_ghard/1096/1096535851.html
>
>570 名前: 名無しさん必死だな 04/09/30 21:15:30 ID:C/GIhYi7
>PSPのCMに有名人いらねえよ
>PSPの筐体ごとゲーム画面を丁寧に綺麗に撮影して、
>「これはハメコミ合成ではありません」と一行テロップ入れればOK




ところで、ふと思いました。
ATRACPSPとMemoryStick、どれが一番早く終了するだろう?


先ずMSは、来年中には、ほぼ確実に終わる。


次にATRAC
シリコンiPod、日本版iTMSAAC携帯などもあって、来年の早い時期には終わりそう。
現在MDで使われている分はともかく、PCを使う音楽ファイルの規格としては、完全に消えるでしょう。


という訳で、この3つの中では、PSPが最も長持ちするだろうと考えられます。
が、次に述べる『予想し得る最悪の事態』が起これば、発売当日に終了してしまうかもしれません。


それは、初期出荷のPSPが消費者の手に届いた時点で重大な不具合が発覚し、
全台回収という事態が起きたときです。


珍天堂スペースワールドのようなテストを一度も行わずに、
ぶっつけ本番で市場に出せば、有り得ない事では無い。


そして不具合の解消した本体を再び市場に出すまでに、
年始商戦までが過ぎ去っていれば、DSは彼方へと走り去り、周回遅れどころか、二度と追いつくことは出来ない。



あくまで万一の話なので、はずれたら、さえないジョークとして笑っていただきたい。



過去に、PS2X-BOXでも不具合が出ていましたが、
それらの時点では、独占企業達は批判を無視して、売り続けることが出来ました。


ですが、現在、インターネット人口は飛躍的に増加し、ネッター全体の錬度も上がっている。
2ch価格.com、プログ、直談判など、情報伝達(クレーム)の手段も増えているので、
当時と同じ対応を取れば、致命的な結果を招いてしまうでしょう。




それでも、SONY廃業し、
彼らを形成するものの全てが、煉獄から地獄に堕ちて業火に焼き尽くされるまで、
安心は出来ません。




11/19の日経産業新聞任天堂岩田社長の発言より
『現状の限られたパイを奪い合うのではなく、新しいアイデアで市場を広げることにある。』



http://www.game-style.jp/muda/200411/19/01izt_ml.php


若し、対談している方々の言いたいことが、こういうことだとすれば、
それは、資金に余裕のある、ひと握りの開発者にしか出来ません。


知識を得るための時間と金、色々なものに興味を持つための精神的余裕……
新しいアイデアを生み出すには、余裕のある方が有利だからです。


SFC時代までに膨大な搾取を行ってきた任天堂は、
その時代の収益を元手に、現在も質の高いゲームを作り続け、市場に君臨している。


勿論これは、褒められることではありません。
消費者から見れば、出来の良いゲームが手に入れば構わないのでしょうが、
ひと握りの人間に、永遠に収益と市場を牛耳られてしまうと、
新規参入の裾野が広がらず、多くの作り手志望の人間に、機会が与えられなくなってしまう。


そうした不満から10年前の次世代機ブームが起こったのですが、
据置機市場を支配したSCEは、
ソフトハウスには(ハード至上主義の)家電屋の方法論を押し付け、
ユーザーには価格拘束と中古禁止を押し付けた。
結果、ゲームはつまらなくなり、ソフトハウスや販売店は潰れ、ユーザーはゲームから離れていった。


ソニーの発想は「家電」
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/mn_jbntext.html?id=19bloomberg32aZtgUQ7REGnc


参入当初は救世主扱いだったSCEも、今では任天堂以下の悪辣な企業に堕してしまったのです。
何故なら、任天堂は、一応出来の良いゲームを作っているようですが、
SCEは、ただゲーム市場を食い潰しただけで、何ひとつ還元していないからです。



日銭に追われて、劣化コピーでも何でも作らなければならないような、
殆どの男性向け大人ゲーム製作者達にとって、そうしたロングスパンでの創作は不可能事でしょう。


前作のバグを残したまま新作を出そうとしているような会社であれば、尚更……



インベーダーの劣化コピーを作っていた頃の珍天堂も同じような状態だったはずですが、
大金を手にすると人は変わるものです。



そういえば、珍天堂DSが米国で明日から発売されるようで、
特別放送を20時間 もやる酔狂なTV局もあるみたいです。
http://www.nintendo-inside.jp/news/151/15137.html


正直、ゲームなんかよりも、出川やア○ベル工作員を見ている方が、遥かに面白いわけですが。