ブログの虚像〜格言「毎日書くのはただのバカ」は正しいか

http://www.akashic-record.com/
(まだメルマガのみのようで、HPては見られません)

「毎日日記を書く」という継続的な作業自体は「目的意識がある場合に限って」意義があると思います。
また、「言論の自由」がある以上、いわゆる「価値の低い記事」を弾圧することは、不可能です。


が、他の部分は、概ね同意出来ます。
特に、ブログサイトに文章を直接打ち込んでいる人は、今すぐバックアップを取るべきです。
『タダほど高いものは無い』


元々、私の日記は、毎日更新する形式では無く、
何も無い日の場合は、前に書いてお蔵入りしている草稿を持ってきて貼り付ける、
といったことも多いので、リアルタイム性は低いです。



ただ、このお方も、軽い「匿名嫌悪症」にかかられているようです。
これは、ネットを利用している著名人の宿命なのでしょう。


では、著名人と普通人の境界線は、どこか?どういう基準で区別するべきか?


それは「言論で賃金を得ているか、いないか」です。



西尾幹二氏のような学者や、西村幸祐氏のようなジャーナリスト、佐々木敏氏のような作家などは、
プロですから、有名税が付いて当然です。


一方、てんこもり野郎氏や、gori氏などは、完全匿名であると同時に、言論で金を得ていません。
忍氏のような「アフィリエイト厨」であっても、本業はゲーム店員であって、言論人では無いのです。


ひとつ問題があるとすれば、
「無料の匿名の物書き」の書くデマが、著名人の正論よりも支持を集めてしまうことが、時折あることです。

これは、(ネット上の)読み手が、
情報の真偽や質の高さでは無く、「自分たちが求めているかどうか・見ていて面白いこと」
を優先するからです。

たとえ正論でも、(流行・祭りといった)流れに乗っていないと、ネット上では普及しにくい。
(もっとも、これは現実でも同じかもしれない)