「ゲーム機戦争は終わった」

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/news/060519_e3/index2.html

>「War has changed.(戦争は変わった)」。

>これは、コナミが「PlayStation 3」向けのソフトとして開発を進めている
>「メタルギアソリッド4」(コナミ)のキャッチコピーである。
>このコピーは、先週開催された、世界最大のゲーム見本市「E3」をまさしく象徴する言葉となった。


>前述した「メタルギアソリッド4」の映像では、最後に衝撃の展開が用意されていた。
>長年、戦場で生きてきて老兵となった主人公が、銃を口にくわえ、自殺を図ろうとするのだ。
>戦争が変わり、老兵は去る。

>いま、ゲーム産業は全世界的に変革期を迎えている。


>戦争が変わり、老兵は去る。


ゲーム産業と同じく、日本の保守論壇も、大きな変革期を迎えている。
時間が経つほど、新田均氏や八木秀次氏は力をつけ、西尾幹二氏や藤岡信勝氏は力を失うだろう。

現在既に、オリジネイターであるはずの西尾幹二氏よりも、
サッカージャーナリストに過ぎない西村幸祐氏や、ただのオタクに過ぎない中宮崇氏の方が、
若い世代の支持を集めている。

思想を問わず、ユーザーフレンドリーで無い、敷居の高い論者は、淘汰されてきている。


つくる会の教科書だけが保守の専売特許だった時代は過去のものとなり、
今は、より大衆的な戦場に舞台が広がった。
これからは、女子供1人1人に至るまで、保守を広く普及して、少しでも人口を増やす為、
敷居の低い全分野に渡る戦略が必要になる。

人類史においても、文化文明の中心地は、時代と共に移動して行く。
我が国でも大和朝廷から奈良、京都、鎌倉、東京と、時代と共に遷都を重ねている。


私は、情報の不足から、昨年の日記に「引き際が見事だ」と書いた。
それが事実であれば、確かに見事だったに違いない。
だが現実には、ソニー最高顧問出井伸之氏と同じ『老害』と成り果ててしまったのであろうか。