かわいそうな「ぬいぐるみの三英貿易」のスタンドは、まだ店頭に無かった。
DS本体を、量端で支える方式になっていて、
両端のガイド(スペーサー)を取り外しすることで、旧型DSにも使えます。
材質はポリで、なかなか頑丈に出来ています。
が、プラスチックやアクリルよりは、透明度が落ちます。
コストや安全性などを考えれば、一番良い材料です。
DS本体を支える部分や足には、ゴムが使われていて、軽い割には、設置は安定しています。
が、やはり軽過ぎるので、テーブルの隅に置くのは危険かもしれません。
次に、使用感です。
縦置きの使い勝手は、悪い。というより、使いどころが皆無です。
何故なら、「脳トレ」のような筆記ゲームの場合、直に机に置いた方が、操作し易いからです。
むしろ、DS本体自体の高さが邪魔になるので、
筆記する側の手を乗せて、タッチ画面と高さを合わせる為の、
平板のスペーサーのような物の方が、有用かもしれません。
次に横置きですが、これは「お料理ナビ専用」と言えます。
タッチスクリーンの操作性は悪い。
角度を調節する為の機構が付いているので、全体の高さが高くなり過ぎているのが原因です。
板材が薄いので、キー操作はし易いです。
私が去年作ったときは、耐久性を優先しましたが、
本当は、本体を乗せる部分の板材は、出来るだけ薄い方が良いのです。
結論……
このスタンドは「お料理ナビ」に当て込んで作られた商品ですが、
最も向いている用途は、マリオ等の従来型のアクションゲームです。
よって、かつてのメガドライバーや、GBAのソフトを買い捲っているゲーム熟練者向きと言えます。
「おいでよ どうぶつの森」をプレイする時は、45度に設定するのが最適ですが、
私のスタンドに比べると、微妙に操作しにくい。
角度調節機構による、設置面からの高さが、ネックになっています。
もう2cm低く出来れば完璧でしたが、現状では鑑賞専用に近いです。
但し、PSP向けに作られている数々のボロスタンドよりは、良く出来ていると思います。