ポケモンブーム崩壊の危機、主力ソフトが値崩れ

少し前から、ダイヤモンド・パールバトルレボリューションが、店頭で値崩れを起こしかけています。
関連する企業が無理やり引っ張って来たポケモン市場は、ここに来て黄信号が点滅しています。


原因はただひとつ「ゲーム本編の出来が悪い」ことです。


3D表示にこだわるあまり、動作がもっさりしてゲーム性が低下したダイヤモンド・パール
無責任に外注に丸投げして低機能のままシリーズを続けているバトルレボリューション

ちなみに、ダイパがどの程度「もっさり」しているかというと、
GBA版でポケモンリーグを一周すると約20分かかりますが、ダイパでは約30分です。
しかも、GBA版は飛ばせないスタッフロールを含めた数字なので、実質約15分です。
ダイパは、スタッフロールを飛ばしても、約30分。

つまり、ダイパのゲーム速度は、GBA版の約半分にまでスピードダウンしているのです。


出荷500万に達した所で供給過剰で値崩れが進んでいるようでは、
前作ルビー・サファイア超え(530万本)さえ苦しくなったかもしれません。


マナフィを実質2000円前後で販売する等の限定データ商法や、出来の悪いアニメを延々と垂れ流すなど、
キャラクター人気に依存して物作りの努力を怠った関係者達は反省して、危機感を持つべきです。
このまま行けば、遠からず子供に見限られ、ポケモン市場は地上から消えて無くなるでしょう。



↓貴重なご意見

>302 名前:ちゅるやさん ◆pcuY5U2vMc [sage] 投稿日:2007/02/05(月) 02:10:44 ID:9Pg8CM5w
>ポケモンダイパのテンポに関しては
>DSのカードの性能の影響が出てるねっ!


>306 名前:ちゅるやさん ◆pcuY5U2vMc [sage] 投稿日:2007/02/05(月) 02:12:57 ID:9Pg8CM5w
>>>305
>量産化しやすいかわりに読み込み速度が半分になってるとでも言えばいいかな?


DSソフトの一部に目立つ「もっさり感」は、カートリッジからデータを読み出して、
本体のメモリ上に展開する、データ転送速度に問題があるように見えます。

例えば「おいでよ どうぶつの森」では、建物に出入りする時に、
ロード時間による結構なタイムロスが発生します。


DS2が作られるならば、真っ先に改善すべき点は、
こうした「バスの細さから来るロード時間の改善」と言えます。
ポリゴン数やCPUの速度といった、SCEあたりが囚われがちな他の要素よりも、
データ転送速度の向上に優先してコストを使うべきです。


そもそも、ゲーム機が敗れ去る時、負けハード規格にほぼ共通している欠陥は、
この「バスの細さ」にあります。
例えばPS3も、トランジスタ数(演算能力)に比べてバスが細いという、バランスの悪さが最大の欠陥で、
セガサターンも、トランジスタ数の合計ではPSに勝っていましたが、バスが細かった。



金銀のリメイクに期待する向きもあるようですが、
ダイパのもっさりプログラムを流用する限り、出来も売上も先細りの一途を辿るでしょう。