勝岡寛次先生による書評

http://matsumitsu.exblog.jp/4764668/
>本書が明らかにした実証的な知見とはまた別の次元で、
>著者の思想的資質が隆正という人物とどこかで不協和音を軋ませていると感じたのは、
>評者だけの僻目だろうか。

流石に上記の全集を拝読したことはありませんが、勝岡先生と似た感想を持ちました。

孝明天皇吉田松陰も尊敬されている松浦先生が、
「現実的対応」や「政治的対応」の為に、自己の思想を折り曲げ妥協する所は、想像出来ません。


「現実政治を追認しつつ、それを神道的言説で論理づける」
とうパターンは、最近どこかで見たように思えます。
そういう方と新田均先生が論戦されたような気がします。


歴史は政争の具では無いし、それは昨年7月2日の正論欄でも指摘されています。