『真っ当な日本人の育て方(田下昌明著)』 のAmazonレビューの☆1つ文書


http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4106035669/ref=s9_asin_title_1/503-5104830-5263153?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-1&pf_rd_r=14SWMVPV0Z146JRFAYFR&pf_rd_t=101&pf_rd_p=61605406&pf_rd_i=489986


これは、松浦光修先生も著書か講演で誤解されていると思われるので、一応記しておきます。


>戦後、様々な教育論が入って伝統的な躾が消え、
>それが少年犯罪の凶悪化になった、と言う事が述べられる。
>(中略)
>少年凶悪犯罪の発生件数の曲線は著者の説明と正反対を示している。


一部の突出した少年犯罪が、繰り返しTVなどで報じられることが原因で、
「少年の凶悪犯罪が増えている」という誤解が生まれていますが、
犯罪件数自体は「減ってきている」のです。


但し、減少している理由は、教育が良いからでは無い。
戦後思想によって、日本人全体の生命力、意志力が減退していることが原因です。

例えば、最近は、盛り場で喧嘩をする人がいなくなった。
種子島少年のような清々しいガキ大将もいなくなり、体格が良い割には「骨が無く」人材も小粒になった。

女権煽動によって女子だけは一見パワーアップしているように見えますが、
それは単に、男性の優しさに漬け込んで我侭を押し通しているに過ぎず、
昔の女子に比べたら、確実に耐久力や忍耐力は落ちてきています。
(真の意味で「強かった」のは、例えば私の祖母の世代の、明治生まれの女子までだと思います)


ゲームやインターネットに原因を押し付ける年寄りもいますが、それらは単なる道具に過ぎない。
人の意志を形作る根幹にある「教育」を改善しない限り、解決しません。


よって、「少年凶悪犯罪」を教育改革の理由に挙げると、
抵抗勢力に揚げ足を取られるので、止めた方が良いと思います。



例えば、松谷裕子氏の言われた「規範意識の低下」や、
女子の家庭放棄による少子化
男性は自虐男女観によるメンリブ化またはバカマッチョ化……

等、他の部分の荒廃から、教育改革の必要性を主張すべきです。

何よりも、日本の国益のために体を張って戦うテクノクラートの欠如は、
戦後教育の失敗を証明しています。