志士になる為には、自分を捨てなければならない。

http://matsumitsu.exblog.jp/5057271/

多分、私も含めて、戦後思想に影響された殆どの人には、不可能なことです。


それでも、松浦光修先生のメッセージは、厭世的な西尾幹二氏の暗黒の言霊とは反対に、
前向きなエネルギーに満ちています。


松浦先生の語り口は、出だしは頼り無げに聞こえても、熱を帯びてくると、かなりの迫力になります。
ロマン主義者特有のリビドーが、聴く者に無形の圧力を与えるのでしょう。


私は以前先生を「ロマン主義者」と形容しましたが、これは「信仰のある人」と、ほぼ同じ意味です。
朝日に輝く山桜、人を愛すること、可愛らしさのエッセンス、人知を超えたものの存在を信じること……
これらは、言葉を変えただけで、根っこは皆同じものを示しています。