公開セミナー「明治維新に学ぶ〜五箇条のご誓文の歴史的意義について〜」

に、行きました。


>日本協議会・日本青年協議会首都圏ブロック主催
>公開セミナー「明治維新に学ぶ〜五箇条のご誓文の歴史的意義について〜」
>日時  : 7月19日(土) 14:30〜16:30
>講師  : 松浦光修氏(皇學館大學文学部教授)
>会場  : 明治神宮会館2階第一研修室



詳細は後日。



神社保守の指導者松浦光修先生

今日は、やや時間が切迫していましたが、参拝してから行きました。

着席して暫くすると、後ろから名前を呼ばれました。
振り向くと、何と松浦先生がおられました。
私は恐縮して只おじきをするばかりでした。
すぐに松浦先生は、講演の為に前の方に行かれました。

少ししてから、その空いた席に、日本会議歴10年の知人がやって来ました。
その隣に勝岡寛次先生がいらしたことに私が気づいたのは、講演が終わってからでした。

(勝岡先生や私あたりは、よくある顔なので、なかなか気付きにくいことでしょう)


今回、松浦先生の講演を、初めて直に聴くことが出来ました。

専門的な話に時折ユーモアを巧みに取り混ぜ展開する演説は、
特に話が乗ってくる中盤以降は、速度が上がり、
より重い言葉が矢継ぎ早に繰り出されて来ます。
折からの暑さも相まって、聞き手がついて行くのも大変でした。
特に、最後の最後から質疑応答にかけて一番盛り上がり、
内容も珠玉になります。さながら音楽のコンサートのようです。



質疑応答より



・戦国時代が終わると、後陽成天皇あたりから、
古典や朝廷の儀式の復興が徐々に始まる。
朝廷が倫理道徳を失ったことが、権力の喪失に繋がった。
道徳再生のためには、学問をすること。
天皇号」が復古したのは、江戸時代中期。


・御宸翰(ごしんかん)は、中世以来の天皇の姿を否定されている。
自ら身を乗り出して国民と苦難を共にする という宣言。
御誓文は、日本の政治の姿。


・(終戦直後の保守は)殆ど全滅状態では。
殆どの人は、公職追放された(平泉澄先生など)。
我々(日本人)は、情報操作でやられやすい。
GHQは、アパートの回覧版まで検閲した。
陛下からの大事なメッセージは、和歌で来ることが多い。
古典に接して、心を日本人にしていくと分かる。


・(敬神尊皇の精神を伝えることは)簡単。
本人が神を信じていれば、若い人にも必ず伝わる。
言葉がたどたどしくても、情熱があれば伝わる。
私は、新興宗教の教祖でもなんでもない。
説教してはだめ。語りかける。


明治憲法は、今の教科書では、君主の権限が強いと書かれているが、
当時の外国からは、非常に民主的で先進的な憲法と言われた
軍部の暴走は昭和になってからで、国際情勢など多面的な原因がある。
明治憲法神道と軍部の暴走には、何の因果関係も無い)