「ゲームらしいゲーム欠乏症」の任天堂陣営の対策を考える。

ゲームらしいゲームを補充する為に、枯れた外部クリエイターを招聘して作らせていますが、
モノリスソフトなどによる試みは全て失敗しています。

何故なら、昔活躍したクリエイターは初心を忘れており、今はひねくれた作品しか作れず、
メインストリームを担う為の王道作品を作ることが出来ないからです。
坂口博信氏が好例です。


では、どうすれば良いかというと、
過去にヒットしたカリスマ的なタイトルの「版権」を完全に押さえて、フルリメイクするしか無い。
例えば「グランディア」シリーズを誘致して、大金をつぎ込んで自陣営の柱にする、
というように。
現在のDQやFFの本編新作は「射率」が悪く、4−5年に1発しか撃てない。
「国民機の陣営」を維持する為には、この規模の本格派ゲームが、1年に1タイトル以上必要です。

が、任天堂は「操作性至上主義」の社風が災いして、
「レベルを上げれば無敵になれるRPG」が手薄です。(ポケモンも厳密には無敵では無い)

また、任天堂はMMOが大嫌いなので、MMOタイプのコアユーザーからは自然と忌避される傾向にある。
これを払拭するには、岩田氏や宮本氏が率先して、レベル制のMMOを大好きにならなければならない。